今回展示する10ポットブレーキキャリパーのプロトタイプは、高性能スポーツカーをターゲットにした新開発の小型軽量ブレーキキャリパー。また新たに8ポットおよび4ポットのブレーキキャリパーを加えることで、今後、欧州ビジネスをさらに強化するための高性能車両用製品ラインアップを充実させていく。
これらのブレーキキャリパーは、akebonoがさまざまなモータースポーツ活動によって培ってきたブレーキ技術のノウハウを結集し、高速、高負荷、高温制動時のブレーキ性能と、高価格車両としての快適性実現といった特性を併せ持っている。
また、自動運転車への対応と、環境への配慮のため、MR流体(Magneto Rheological Fluid)を用いて独自の技術で新開発した、摩擦ブレーキとは大きく異なる構造のMR流体ブレーキを展示する。
【第45回東京モーターショー2017 出展概要】曙ブレーキ、10ポットブレーキキャリパーの軽量高性能版を展示
一般公開:2017年10月27日(金)~11月5日(日)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
展示場所:東館2ホール E2002
展示内容:高性能量販車用10ポット/6ポットブレーキキャリパー(欧州自動車メーカー向け量産品)
モータースポーツ向け(Formula 1TM用ブレーキシステム、世界耐久選手権レース用ブレーキキャリパー、ニュルブルクリンク24時間耐久レース用ブレーキキャリパー)
MR流体ブレーキ(プロトタイプ)
高性能車両用オポーズドタイプ電動パーキングブレーキ(プロトタイプ)
高機能バイオマスポリマーを使用したディスクブレーキパッド(プロトタイプ) ほか