まず目を引かれるのはフロントマスクだ。ヘッドライトはLEDタイプに変更され、導光チューブによるポジションランプの光り方も新しさを感じさせる。また、ヘッドライトのハウジングがダークブルーとなっているのだが、このダークブルーはホイールにも使われており、新型マジェスティSのスタイリッシュさを引き立てるポイントとも言える。
もう一つのポイントが、12V電源ソケットの追加によるユーティリティの向上だ。フロントポケットの右側に設けられており、スマホなどの充電にもピッタリ。
エンジンは国内の新排ガス規制に対応したようだが、馬力や燃費などのスペックには大きな違いはなさそう。マフラーのデザインも変更され、丸みを帯びていた現行型に対して、シャープな造形のサイレンサーカバーが与えられている。
その他、見やすいメーターやシート下の32L大容量収納スペース(フルフェイスヘルメットに加えてカッパなどの荷物も収まる)といった人気の要素は現行型を継承しているようだ。
気になるのは価格だが、装備類の向上に伴って、どうやら1〜2万円程度のアップとるのではないかと思われる。
いずれにせよ、新型マジェスティSの正式発表はもう間もなくのはず。その時を楽しみに待ちたい。