現在、歩行者の交通死亡事故の約6割が夜間に発生しており(平成26年度開発当初調べ:交通事故総合分析センター)、ライトを使った安全性向上が求められている。
また、今後開発が進む自動走行車両の課題として、クルマの挙動が歩行者や他車にはわかりにくく、車とその周囲とのコミュニケーション技術の向上が求められている。
技術の特徴
・周囲の歩行者や車両を考慮したわかりやすい表示と気づきやすい照射位置を提案
・後退やドア開けなどの車の動きがわかりやすい表示デザインと、気づきやすい照射位置
・ドア開け時にはドア内側に設置したセンサーと連動し、適切なタイミングで表示点灯を開始
・路面ライティングとボディーライティングの併用により、遠くにいる周囲の歩行者や車両にいち早く車の動きを通知
三菱電機は、開発した技術の「後退をお知らせする表示」「ドアを開けることをお知らせする表示」を、「第45回 東京モーターショー2017」は出展する。