アイシン精機の「コンフォートクッション」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2017年度グッドデザイン賞」(通称:Gマーク)を受賞した。

アイシン精機が2017年度グッドデザイン賞を受賞した「コンフォートクッション」は、自動車の座席に装着し、内蔵された弾性樹脂素材「ファインレボ」の適度な反発力で腰部を心地よくサポートする商品。「コンフォートクッション」は、現在、トヨタの「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」「ハイラックス」「プラド」の5車種において純正アクセサリーとして販売されている。






「ファインレボ」は、アイシン精機の寝具・寝装品ブランドASLEEPのマットレスにも使用されているもので、タテ、ヨコ、ナナメの3次元の動きにより、体型にフィットしながらしなやかなツボ押し感覚で腰を支える。


運転席のみならず、助手席、後部座席でも装着することができ、年齢、性別問わず幅広いユーザーが使用できる。


座った時に腰のサポートが効いて自然と姿勢が良くなることに加え、コンパクトで目立たず、シートに置いても違和感がないデザインだ。また、さまざまなユーザーを想定しており、さりげない気遣いが感じられるといった点が評価され、今回の受賞につながった。




今回の受賞で、アイシン精機としてGマークの受賞総数は1961年の初受賞以来、累計で102点となった。

◎デザイナーのコメント


「車のインテリアに馴染み、シートのラインに合わせた違和感ないものを目指しました。上下左右の5つに分かれた部分の形状とそのキルトライン、ボリュームなどシートの機能性(リクライニング、サイドエアバッグなど)を損なわない様にデザインしました」
情報提供元: MotorFan
記事名:「 アイシン精機、「コンフォートクッション」がグッドデザイン賞を受賞