前回お届けした情報では、「e-Evolution CONCEPT」は、三菱自動車が得意とするEV技術や四輪制御技術を進化させ、さらにAI技術と融合させたクロスオーバーSUVタイプのEV車であるというところまで。
今回メーカーから公表された続報では、このAI(人工知能)技術に関してなどいくつかの点が明らかとなった。AIの車載によって、様々な気象条件と路面状況、交通状況を把握。さらに運転操作からドライバーの意思を読みとることで運転をサポートし、意のままにクルマを操ることを可能としている。ドライバーの運転技術に合わせて、適切なアドバイスを行う機能も付帯する。
パワーユニットには高トルクの小型モーターをフロントに1機、リヤに2機搭載する「トリプルモーター4WD」を採用。レスポンシブルかつ精度の高いEVの特性を活かすkとおで安心感の高い走りに繋げている。
また、三菱では人工知能技術を活用し、運転中のドライバーと在宅中の家族とのコミュニケーションをサポートする車載「AIパーソナルアシスタント」、Amazon EchoとGoogle Homeを用いて車体の温度調節やヘッドランプの点灯などを行うスマートスピーカーのデモンストレーションといった新しい技術もショー会場で展示する。