レース2は、レース1のリザルトに基づくリバースグリッドとなるため、デイビスとメランドリのスタート順は、それぞれ8番、7番グリッドとなる。
チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – 2位
マルコ・メランドリ(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#33) – 3位
アーネスト・マリネッリ(スーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「ダブル表彰台は上々の出来だ。レイにはまったく手が届かなかったが、スーパーポール(予選)で苦戦を強いられたことを考えると、今日のチャズとマルコのパフォーマンスに満足すべきだろう。チャズは、タイトル争いに向けて重要なポイントを獲得し、マルコも堅実なレースを見せた。ディテールにファインチューンを加えて、明日のレースで優勝争いができるレベルに引き上げる必要はあるが、どの問題を修正すればよいか分かっているし、いくつかのセットアップ変更についても確認済みだ。明日のウォームアップでその成果を評価する」
レース2
9番グリッドからスタートしたメランドリは、ブレーキング中にある種の違和感を覚えながらも表彰台圏内の3位までポジションを上げることに成功。レース1から着実な進歩を遂げてレース2を迎えたことを証明した。
一方のデイビスは、残念な結果となってしまった。3列目から力強いスタートを切ったデイビスは、素晴らしいオーバーテイクでファンを魅了しながら2番手まで順位を上げた。3位以下に十分なギャップを開けたものの、残り3周となったターン2でクラッシュ、リタイアを余儀なくされた。
第10戦終了時点のランキングは、296ポイントのデイビスが3位、250ポイントのメランドリが4位につけている。Aruba.it Racing - Ducatiは、9月18日に行われる公式テストに参加する。第11戦フランス・ラウンドは、9月29日〜10月1日にマニクール・サーキットで開催される。
マルコ・メランドリ(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#33) – 3位
チャズ・デイビス(Aruba.it Racing - Ducatiスーパーバイク・チーム#7) – リタイア
ステファノ・チェッコーニ(Aruba S.p.A CEO兼チーム代表)
「2レースで3度の表彰台という結果だが、もっと多くを望んでいたので決してハッピーではない。チーム一丸となって良い仕事をしたものの、このサーキットの特性からか、常に守勢に回らされていた。気持ちを切り替えてしっかりと前を向いて、マニクールでは二人がまたトップ争いができるよう体制を整える」