カルソニックカンセイ株式会社は9月11日、2017年度から2021年までの中期経営計画である「Compass 2021」を公表した

「Compass 2021」は、カルソニックカンセイがKKRというパートナーを得て、独立したモノづくり会社として初めて策定した中期経営計画であり、その内容は "Cabin Innovation" と "Energy Management" を核として、技術革新のDNAとモノづくりの情熱で、システム ソリューション プロバイダーをめざす、としている。


「Compass 2021」の期間内に、カルソニックカンセイならではの新製品を投入し、日産グループ向けビジネスの維持・拡大を図りつつ顧客の多様化に取り組む。2021年度の付加価値売上高は、2016年度から25%増の7,500億円を目標としている。




自動車産業は電動化と自動運転、コネクティビティの本格的な普及を控え、変化の激しい、参入と退場が繰り返される厳しい環境になることが想定されている。そうしたなか、カルソニックカンセイは「Compass 2021」を達成することで、システム ソリューション プロバイダーとして、業界内で存在感を発揮していく計画だ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 カルソニックカンセイ、2021年度までの中期経営計画「Compass 2021」を公表