そのようなヴァレオが、学生フォーミュラに協賛する狙いとは。ヴァレオジャパンのジャパンコミュニケーションマネージャー・石井陽子さんに聞いた。
--学生フォーミュラ大会に参加した学生、自動車業界への就職を検討している読者学生に向けた企業PRコメントをお願いします。
石井 ヴァレオは世界屈指の自動車部品メーカーで、CO2の排出削減や直観的なドライビングをもたらす、最先端の技術を開発しています。日本のヴァレオグループ3社は、日本国内に17ヵ所の生産拠点、7ヵ所の研究開発センターを構え、約5,800名の従業員を擁し、エンジニアの皆さんにグローバルな活躍の場を提供します。
--貴社が「学生フォーミュラ大会」に協賛している理由をお答えください。また貴社に学生フォーミュラ経験者はいますか?
石井 ヴァレオは世界の主要な自動車メーカー全社のパートナーであり、欧州では一般の方にもよく知られた会社ですが、日本での知名度はまだ高くありません。自動車技術やものづくりに携わっている学生の皆さんを応援させていただくとともに、ヴァレオという会社をよりよく知っていただく場になればと考えております。
ヴァレオには毎年、学生フォーミュラの経験者が入社し、開発、設計部門で活躍しています。
--貴社が考える「学生のうちにやっておくべきこと」とは?
石井 学校での勉強や研究、学生フォーミュラの活動に加えて、さまざまなことにチャレンジをし、ぜひ見聞を深めていただければと思います。世界を舞台にグローバルに活躍していく時には、語学や海外での経験、いろんなことにチャレンジをした体験が役立つことでしょう。
--貴社が考える、採用したい人材像とは?
石井 モビリティの変革が進む現代において、自動車業界を巡る環境も日々進化しています。変化に柔軟に対応しながらも自分たちの目指す方向性を見失わずに提案型の仕事をしていける人、しっかりとした意思を持って自分の考えを論理的に説明し、チームワークを築いていける仲間を求めています。