クラウドに保管された走行データはそのまま運転日報にも使用できるため、車載SDカードを回収する面倒な作業も不要になり、運行管理におけるルーティン業務を大幅に簡素化できる。また、リアルタイムでデータ通信が行われるため、万が一交通事故が起きた場合も迅速に状況を把握することができる。
そして、STR-200専用ビューワソフトでは、トラックの前方・左右・後部と室内/庫内に搭載された最大5台のカメラ映像を一度に表示。映像以外にも位置情報(マップ表示)、運行軌跡、ブレーキ・ウインカー情報、作業内容、アイドリング時間などを全て同期して表示させることで、運行管理者が危険運転の再発防止や事故の原因分析を容易に行えるようにした。
そのほか、前方のカメラ画素数が従来の30万画素から約100万画素へと大幅に高まり、ドライブレコーダーとして鮮明な画像を記録可能に。また、録画停止機能が新たに追加され、プライベートエリアでの作業時でもモニターの電源を切ったり、カメラなどを隠したりせず、ボタン1つで録画を停止できるようにしている。