今秋以降、国内で発売される新型車のナビシステム(メーカーオプション)に順次展開していく。
トヨタ自動車は、ルート探索や施設検索の「ナビ機能」・「音声認識機能」を、 利用状況に応じて自動的にクラウド処理と車載機処理を切り替える「ハイブリッド方式」の新技術を開発した。DCM(データ・コミュニケーション・モジュール)の標準設定を柱とする「コネクティッド戦略」の一環として、クラウドと車載機を融合したハイブリッド方式の「ナビゲーション(以下、ナビ)機能」「音声認識機能」を開発、今秋以降、国内で発売される新型車のナビシステム(メーカーオプション)に順次展開していく。
具体的には、今回開発した新機能により、
・ より早く到着するルートを探索、案内を受けることができる
・ より多くのルートの選択肢から、ルートを選択できる
・ より自由度の高い目的地検索ができる
・より簡単に、発話でマルチメディアシステムを操作できる
といった、既存のナビ機能の一歩上を行く操作性と的確な情報取得が可能となる。
今秋以降、国内で発売される新型車のナビシステム(メーカーオプション)に順次展開していく。
1.ハイブリッドナビ機能
さらに、クラウドで処理を行うことによって、ユーザーが車両を購入した後もルート種別を増やすことができる「拡張ルート」機能を、世界初*2で実現した。新しいルート種別はセンターからダウンロードすることで追加可能であり、その第1弾として、今後「関東ETC2.0料金割引優先ルート」を提供する予定。
なお、施設検索においては、キーワードを用いた曖昧検索や複数の単語を組み合わせた複合検索にも対応している。
※例:姫路城を「しらさぎじょう」の別称、「しろさぎじょう」の読み違いでも検索可能。「銀座 寿司」、「赤坂 フレンチ」のような複合検索も可能。
2.ハイブリッド音声認識機能