筆者は、輸入車を専門に取り扱うYoutubeチャンネル「外車王TV」の試乗インプレッション動画に出演している。幸運なことに、この動画の撮影のために1980年代〜2000年年代のクルマを中心に、およそ20台の輸入車のステアリングを握ることができた。

これまでの試乗を振り返ってみて、強く感じることがある。

それは、「21世紀へと突入したことを境に、クルマの性能が段違いに向上している」ということだ。

なぜ、この時期にクルマの性能は大幅に向上したのか?今回はその真相について考察してみたいと思う。



ボディ剛性と足回りの大幅な進歩についての考察



ひとつの大きなトピックとして「ボディ剛性が大幅に向上したこと」が挙げられる。
 
フェラーリF355ベルリネッタ(1994年)および後継モデルにあたる360...【全文を読む】

あわせて読みたいオススメ記事




情報提供元: 外車王SOKEN
記事名:「 実際に試乗して考えた。スポーツカーが21世紀に大進化を遂げたのはなぜか?