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縦横無尽に道路が張り巡らされている東京だが、クルマの数と道幅や設計の問題で機能不全となっていたと感じたことがあるかもしれない。よく使われる箇所を高速で結び、使う人が一定の料金を支払い、目的地に素早く到着できるということが首都高のそもそもの価値だったはずだ。
しかし、ご存知の通り、この首都高は渋滞のメッカとなってしまった。ある知人は、昭和の最後の頃、6号線の堤通から入って都心へ向かおうと首都高に乗ったそうだ。しかし渋滞でどうにもこうにもクルマが前に進まず、首都高でキャッチボールができたほどだ、と証言してくれた(時効)。
ひどい渋滞の理由はい...【全文を読む】