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主に「旧車」と言っても色々なジャンルに細分化している。
クラシックカー、ヒストリックカー、ネオヒストリックカーなど。
海外では「ビンテージカー」「ベテランカー」などといった呼び名も存在する。
定義はある程度決められているものの、確証めいたことを明言するものは少なく、またその考え方もまちまちだと思う。
これは年代が進み、クルマの進化が成熟していくにつれ、考え方が微妙にずれ込んできているところにも起因しているのかもしれない。
そういった観点から見ると、決してWikipediaはいうまでもなく、ネット上に書いてあることが確実ではなく、各年代で考え方によってニュアンスが異なると思うのだが、著者の年代で考える(40代~50代)カテゴライズで考えてみた。
著者が最初に購入した旧車(と考えている)は、1992年頃に購入した「オースチン・ヒーレー・スプライトMk3」だ。その当時の時点で1965年式であったこのクルマは既に27年落ちだ。そのため、「旧車」としての認識が世間一般の見方だったように思う。
しかし、これを現代に置き換えて考えてみて欲しい。「たった27年前のクルマ」なのだ。
2020年を起点とした場合、27年前といえば1993年になる。ちょうど、著者が「オースチン・ヒーレー・スプライトMk3」を購入した時期とシンクロしている。
1993年といえば、トヨタ スープラ(A80型)が登場し、スカイライン GT-R(R32型)や初代ホンダNSX(NA1型)、マツダ…ではなく、アンフィニRX-7(FD3S型)などが新車で販売されていた頃である。画像にあるポルシェ911(964型)も新車で販売されていた。
著者の考えを述べると、この当時に販売されていたクルマは、いずれも現在発売されているモデルとほとんど変わりのない、既に熟成された技術を投入されたイメージなのである。