青森ねぶた祭とは

「青森ねぶた祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されている、東北三大祭りのひとつです。起源は諸説あり定かではありませんが、七夕祭りの灯籠流しではないかともいわれています。奈良時代に中国から渡来した「七夕祭」と、元々津軽地方にあった習俗と精霊送り、人形、虫送りなどの行事が一体化して、紙や竹、ローソクが広まると灯篭となり、それがねぶたになったと考えられています。

ねぶた祭といえば青森のねぶた祭が最も有名ですが、同祭に加え「弘前ねぷたまつり」「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り」は青森三大ねぶた祭りと呼ばれ、弘前市や五所川原市など、青森県の各地で開催されています。

ねぶたには人形と扇の2つのタイプがあり、青森ねぶた祭は人形型です。台車も含めると、ねぶたの大きさは最大で幅9m、奥行き7m、高さ5mと、迫力満点。2023年は23台の大型ねぶたが運行します。

巨大なねぶたに続き、ハネト(踊り手)たちが「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら練り歩きます。青森ねぶた祭の魅力は、衣装を用意すれば誰でもハネトになれること。

2022年度はハネトへの参加は事前登録制でしたが、2023年度は従来通り自由参加が認められる予定です。ハネトの衣装は地元の百貨店で購入・レンタルできます。


2023年青森ねぶた祭の日程・開催場所・観覧席

青森ねぶた祭の日程は、毎年曜日にかかわらず8月2日~7日の6日間です。

開催場所は青森市内中心部で、JR青森駅から徒歩10分ほどで運行コースに到着します。ねぶたは出発地点から1台ずつ、八甲通り、国道7号、平和公園通り、新町通りなどを約1時間かけて回り、運行コースは全長約3.1kmです。

期間:2023年8月2日(水)~7日(月)※雨天決行
開催場所:青森市内中心部
青森ねぶた祭


観覧席について

青森ねぶた祭には観覧席が用意されています。観覧席は団体観覧席(10名以上)と個人観覧席(9名以下)の2種類です。団体観覧席は4月20日(木)~受付中で、個人観覧席は7月上旬から販売予定です。

料金は、団体観覧席、個人観覧席共通で1人当たり3,500円(税込)となる見込み。有料観覧席以外の場所でもねぶたを見れますが、例年通り混雑が予想されます。

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2023年青森ねぶた祭のスケジュール

青森ねぶた祭は前夜祭も含めると、8月1日(火)から開催されます。スケジュールは以下の通りです。

2023年青森ねぶた祭スケジュール

8月1日(火)
・18:00~21:00(予定) 前夜祭(会場:青い海公園特設ステージ)

8月2日(水)・3日(木)
・19:00~ 子どもねぶた・大型ねぶたの運行(先頭ねぶた協働社交差点から出発)

8月4日(金)~6日(日)
・18:50~ 大型ねぶたの運行(先頭ねぶた新町柳町交差点から出発)

8月2日~5日の期間に審査した結果を集計し、8月6日にねぶた大賞他、各賞を発表

8月7日(月)
・13:00~ 大型ねぶたの運行(先頭ねぶた新町柳町交差点から出発)
・19:15~21:00頃 第69回青森花火大会・ねぶた海上運行(会場:青森港)

受賞したねぶたが青森港を運行し、花火とともにねぶた祭のフィナーレを飾る

6日間行われる祭りの5日目には、ねぶたの審査結果を集計し、ねぶた大賞やその他各賞が発表されます。

最終日には受賞したねぶたを見られ、大賞・知事賞・市長賞などを受賞した4台のねぶたが海上運行する予定。海上運行に加えて花火の打ち上げが行われ、約1万発の花火が祭りのフィナーレを飾ります。


観覧席付き青森ねぶた祭へ行くバスツアー

青森ねぶた祭へは宮城や秋田など東北各地に加え、新潟や茨城、東京からバスツアーで行けます。宮城や岩手、秋田発のツアーであれば0泊2日のプランも開催されています。その他に、宿泊プランでは青森のねぶた祭と並ぶ東北三大祭りのひとつ「秋田竿燈まつり」にも行けるツアーがありますよ。

ぜひ以下で検索してみてください。

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全国から青森へ行く高速バス

青森まで直行できる高速バスは、東京、神奈川、千葉、埼玉、仙台などから運行しています。ねぶた祭の会場まで徒歩圏内の、JR青森駅付近に到着する便もあります。

夏の風物詩を肌で感じたい方は、ぜひねぶたを見に行ってみてくださいね。

(バスとりっぷ編集部)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 ド迫力の青森ねぶた祭を見に行こう! 2023年の日程や開催場所、スケジュールを紹介! 観覧席付きバスツアーも