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バスターミナル東京八重洲は東京駅前(八重洲口)で段階的に整備が進められているバスターミナルです。2022年9月17日に開業するのは、その第1期エリア(北地区)。乗降用6バース、待機用3バースの合計9バースを備えています。
今後、第2期エリア(東地区)は2025年度、第3期エリア(中地区)は2028年度に開業予定です。全体が完成すると合計20バースになり、国内最大級の高速バスターミナルになります!
第1期エリアの施設設備を紹介します。
地下2階にあるバスターミナル東京八重洲の乗り場は11~16番の6バースあります。
地下のため暗い印象にならないように、照明は明るくしているそうです。内装はとてもシンプルで、必要な設備がわかりやすく配置されています!
予約不要の路線は自由席なので、満席になったら乗車できません。そのため並んで待機する必要があります。並ぶ列もデジタルサイネージで表示されるので、指定の列に並びましょう。
高速バスが乗り入れると、乗務員さんが自動ドアを開きます。
バスの通路やエレベーターの奥には、仮壁が設置されています。仮壁は第3期エリアが開業すると取り払われ、第1期エリアと接続する予定です。
待合ラウンジのベンチは合計18席。数はあまり多くないので、予約済のバスを利用する場合は出発少し前に地下2階に降りるのが良さそうです。
トイレ・パウダールームはエレベーター近くにあります。地下2階の女性用トイレには、個室内6室に着替えるための台が設置されていました。出勤前や夜行バス乗降前後にささっと身支度を整えるのに便利です。
パウダールームは小さめでしたが、全身鏡などもあるので利用しやすそうです。
赤ちゃん向けの授乳室やおむつ交換台もあり、設備が充実していました。
乗り場近くにはファミリーマートがあります。見学した日はまだオープンしていませんでしたが、エスカレーターを下って目の前に設置される予定です。
自動販売機もコンビニの隣と13番乗り場の奥に設置されています。
地下1階にある窓口やチケット券売機は、エスカレーター近くにあります。バスターミナル東京八重洲はWEB予約できる路線や予約不要の自由席路線の発着が多いので、窓口やチケット券売機は最小限です。
窓口のデジタルサイネージで発車予定の便と乗り場の番号が表示されているので、案内を確認してから地下2階に降りられます。
窓口隣にはセブン-イレブンがあります。出発前のお買い物には困りませんね。
トイレと喫煙所は窓口の正面側にあります。一般のトイレの他、子ども用トイレなども用意されています。
バスターミナル東京八重洲は、東京駅八重洲南口から徒歩5分ほどです。
南口から外へ出るとヤエチカ(八重洲地下街)があるので、地下街へ下ります。
東京ミッドタウン八重洲の入口があるので、こちらからビル内へ。入口から右に曲がり進むと、エスカレーターが見えてきます。地下2階へ下りるとバスターミナルの乗り場です。
地上から行く場合は、JRバス東京駅高速バスターミナルを左手に見ながら進みます。横断歩道があるので、外堀通りを横断し左に曲がると「TOKYO MIDTOWN YAESU」のビルが見えてきます。バスターミナルはこちらの地下2階です。
東京ミッドタウン八重洲の地下1階には飲食店も豊富にありますよ。
バスの乗車前後に食べられるおすすめグルメを一部紹介します!
朝7時からオープンするスターバックスは、朝食を食べたり、スマホの充電をしたり、バスの待ち時間に待機するのに便利なカフェです。
お米・玉子・スパムのおにぎりを販売するポーたま。 バーガー袋に入っているのでとても食べやすいです。
東京ミッドタウン八重洲店限定の「エビと小柱のかき揚げ」は食べ応えがあって、1つで結構お腹にたまります!
出発前にお寿司をサクッと食べたい方は根室花まるがおすすめ。立ち食いでお寿司を食べられるので、時間がない方も立ち寄りやすいお店です。
おいしいパンを食べたい方はTHE CITY BAKERYへ。プレッツェルクロワッサンなどのパンやデリ、サラダが充実しています。優雅な朝食をとりたいときや、バス車内で軽食をとりたいときにおすすめです。
バスターミナル東京八重洲から発車する高速バスの行き先は、東北・関東・北陸・甲信越・東海・関西・中国・四国・九州と全国各地。
東京駅周辺(外堀通り・八重洲通り)の地上バス停や東京駅鍛冶橋駐車場に発着していた一部の高速バス路線などが乗り入れます。
今後は第2期、第3期エリアも開業し、徐々に高速バス乗り場が集約される予定です。
バス旅をする際は、バスターミナル東京八重洲を利用してみてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)