この時期は、心が浮き立つような出来事や、お世話になった人へのご挨拶などの機会が多くありますよね。そんな時に、忙しさや大変さが顔に表れてしまっていませんか?表情ももちろん大切ですが、性別を問わず、綺麗なお肌は活力を感じさせてくれるものでもあります。スキンケアアイテムやコスメに頼るのもいいですが、今回は、クレンジングにフォーカス!その後のスキンケアの浸透やメイクのりなども変わっていく手応えを感じられるはずです。ぜひゆったりした気持ちで楽しんでみてはいかがでしょう?


メイクをしていなくてもクレンジング?

答えは…『YES』です。クレンジングは、基本的に「メイク落とし」と呼ばれる製品を使うことがほとんどです。ですから、メイクを落とすための行為だと思っている人が多いかと思います。クレンジングは、メイクアイテムなどの油性の汚れを落とすことはもちろんですが、毛穴などにある余分な皮脂や黒ずみを落とすことも含まれています。ですから、性別やメイクをしているかにかかわらず、お肌をリニューアルさせるのにクレンジングはとても役立ちます。皮脂や脂などは酸化すると茶色〜黒っぽくなっていきますので、それらが上手に排出されていると、肌色が一段明るくなったように感じることが多くあります。一方で洗顔は、古くなった角層、脂や埃などの肌表面にあるような汚れを取り除きます。同じように顔を洗うという行為ではありますが、アプローチが少し違うということが分かっていただけたでしょうか。
メイクをしていなくても、例えば日焼け止めを塗ったり、反対に紫外線に当たったり、空気中の埃が付着したりと、肌は思っている以上に汚れます。クレンジングをすることで、普段、落としきれていなかった余分な皮脂や汚れなどの詰まりを取り除いて、肌が本来持っている正常な生まれ変わりのサイクルを促すことができます。


気をつけたいこと

クレンジングは油性の汚れを落とすことに特化しているため、空気が乾燥しがちなこの時期は、人によっては肌の乾燥を感じる人もいるかと思います。日焼け止めやメイクをしていないのであれば、スペシャルケアとして取り組むような頻度で十分でしょう。それぞれの肌に合ったアイテム選びも大切ですが、クレンジング後にはしっかりと保湿することも重要です。クレンジング後に洗顔が必要なものやそうでないものなど、それぞれの製品には使用方法がありますので、しっかりと読んで、使い方を守って使用しましょう。意外に怠りがちなのが『乳化』です。不要なアイテムもありますが、すすぐ前に少量の水分と馴染ませることで乳化し、汚れを浮き上がらせてくれる大切なひと手間です。
クレンジングは洗浄成分が強いものも多いため、刺激とならないように気をつけましょう。顔の皮膚は、体の中でも薄い皮膚組織です。しっかり洗いたいからと言ってこすってしまうと、炎症や色素沈着を起こしてしまう可能性も。優しく、慈しむようなタッチで洗うことで、リラックスもできますので、まずはクレンジングの時間を楽しんでみてください。


クレンジングの種類

最近では様々なタイプのクレンジング製品を手にすることができます。ここでは形状ごとに簡単に分けてみました。どんなものを選んだらよいのかを迷う際には参考にしてみてください。

☆オイル
比較的に強い洗浄力があるのがオイルタイプです。ですから使用後に乾燥を感じる場合もあります。最近では敏感肌向けの製品も多く出ているので、乾燥が気になる人はそのような中から選んでみるのがいいかと思います。メイク落としとして愛用者も多いタイプです。

☆ミルク
乳液のような形状です。水分の多めな製品で、比較的に洗浄力も穏やか。しっとりとした洗い上がりが特徴になっています。

☆リキッド
リキッドタイプは化粧水のような見た目です。拭き取りタイプもあります。洗浄力はやや高めのものが多く、しっかりメイクも落とせる製品が多く出ています。手軽さが魅力のタイプです。

☆バーム
近年、流行しているのがバームタイプ。シャーベットアイスのような形状で、肌の上でとろけてオイル状に変化します。比較的に洗浄力も高く、しっとりと洗い上げるものが多いので人気になっています。スパチュラなどでポットからすくうので、面倒と感じる人もいますが、そのとろける使い心地としっとりとした洗い上がりで病みつきになる人が多いようです。

☆ジェル・ペースト
チューブタイプのものが多く、手軽です。洗浄力は様々。顔を濡らしてから使うものや、濡らす前に使うものなど、使い方にも大きく違いがあります。使用方法をしっかり読んでから使用しましょう。毛穴の汚れに特化した製品が多くあり、部分使いなどの製品もあります。

☆クリーム
クレンジングの形状で1番肌に負担の少ないのが、このタイプ。コールドクリームもここに含まれます。クレンジングやマッサージ、肌の保護などができる製品も多くあります。シェービングなどに利用することもあります。

☆固形
石鹸のような形状で、洗顔と兼用のものが多くあります。洗浄力は強いのですが、手元で泡立たせてから使用するので、肌への負担はあまり大きくないものが多いようです。1回で洗顔まで終えられるので、疲れている時やなかなか時間が割けない時などにもとても重宝します。

しっかり保湿は忘れずに!スッキリしたお肌で、フレッシュな日を過ごしましょう♪

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 きちんと落とせてる?つやピカ肌へのファーストステップ、見直してみませんか?