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夏野菜が美味しい季節です。紫外線によるお肌対策や夏バテ防止にもいただきたいですね。
色もとりどり。素材力があるのでそのまま、グリルするだけでも立派な一品になります。お塩やお醤油をパラリとかけるだけのシンプルな調理で、滋味を味わいましょう。
<野菜>
あおとうがらし、ししとう、おくら、きくらげ、きゅうり、パプリカ、ピーマン、かぼちゃ、とうがん、とうもろこし、トマト、ズッキーニ、なす、ゴーヤ、いんげん、えだまめ、あしたば、しそ、つるむらさき、しんしょうが、にんにく、はしょうが、みょうが、モロヘイヤ、らっきょう、レタス
らっきょうは、7月で旬も終わりです。
<果物>
あんず、いちじく、うめ、キウイ、さくらんぼ、すいか、パイナップル、ブドウ、マスカット、マンゴー、メロン、もも、ゆず
<魚・海産物>
あじ、あゆ、あなご、いぼだい、いわし、鰻、かじきまぐろ、かます、かわはぎ、かんぱち、きす、スズキ、たちうお、とびうお、どじょう、はも
あわび、アオリイカ、スルメイカ、ウニ、くるまえび、けがに、こんぶ、さざえ、しじみ、とりがい、ほや、まだこ
とりがいやほやは、今のうちに味わっておきたい旬です。
中国では1月、7月、10月の15日を「三元」といい、それぞれ、上元、中元、下元と呼んでいました。中元が日本に伝わった後、お盆の風習と結びつきました。もともとは、親戚や知人に品物を贈る習慣でしたが、今はお世話になった人へ日頃の感謝の気持ちを伝える意味合いが強くなりました。
旬のものや美味しいものをお贈りしようと思いますが、旬で美味しいものが多くて、毎年何をお送りするか迷いますね。
参照:
旬の食材カレンダー
あゆやあなご、鰻も美味しいですが、和洋中と幅広いレシピで愛されているスズキが美味しい季節です。
名前の由来は、「すすいだように身の色が白いから」だとか。成長するにつれて、セイゴ、フッコ、スズキと名前を変える出世魚で、成魚は1mにもなるそうです。
淡白だけどうま味や香りがあり、ムニエル、天ぷら、奉書焼きなどレシピもかなり豊富。新鮮なものは、刺身や塩焼きで賞味されます。
今回は、ししとうと一緒にからりと揚げていただく「スズキのから揚げ 黒ごまソース」をご紹介します。スズキの白と、ソースの黒のコントラストに加え、旬食材の食感や滋味を楽しめます。素揚げするお野菜は万願寺唐辛子やピーマンなど季節の夏野菜もいいですね。
<材料>2人分
スズキ(切り身) 2切れ
ししとう 6本
片栗粉 適量
揚げ油 適量
(A)下味
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1と1/2
(B)黒ごまソース
すりごま(黒) 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ2/3
<作り方>
(1)スズキはひと口大に切り、(A)に漬ける。
(2)ししとうは竹串で何カ所か刺しておく。
(3)(B)のみりんを電子レンジ(500W)に10~15秒かけ、アルコール分をとばし、残りの材料を加え混ぜておく。
(4)(1)のスズキの汁気をきって、片栗粉を薄くまぶす。
(5)揚げ油を中温に熱し、ししとうをさっと揚げ、(4)のスズキも2分ほどかけてゆっくりと揚げる。
(6)器に盛りつけ、黒ごまソースを添える。
参照
くらしのこよみ 平凡社
「麦藁蛸に祭鱧」と、ことわざにあるように、麦が熟す頃のタコは特に美味しいとされています。半夏生にタコを食べるという風習が関西にあるようです。今年の夏至は6月21日でしたので、ちょうど本日7月2日が半夏生にあたります。急に気温が高くなるこの時期に、タコをいただき体の調子を整えるのは理にかなっていそうですね。さてここで、簡単お手軽にタコサラダはいかがでしょうか?
<材料>(2人分)
タコ(ゆでたもの) 100g
アボカド 1個
トマト 1個
きゅうり 1本
レモン(絞り汁) 大さじ1/2
(A)
ポン酢(柚子など柑橘類) 大さじ1
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
<作り方>
(1)タコは乱切りにする。
(2)アボカドは皮と種を取り除き、角切りにし、レモン汁で和える。
(3)トマトはくし形に切り、長さを半分に切る。
(4)きゅうりは木べらなどでたたいて、手で折る。
(5)(A)を混ぜ合わせて(1)~(4)を和える。
参照
たこと野菜のサラダのレシピ・つくり方 | キッコーマン | ホームクッキング
夏至から小暑に移ろうこの季節、夏のエネルギーが増すにつれ、ますます花や草木の成長を感じるかもしれません。暑さによって、疲れのでやすい季節でもあります。自然界のエネルギーとうまく調和できるよう、私たちの在り方、過ごし方もバランスをとって工夫していきたいものですね。健やかな夏をお過ごしください。