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まず大事なことはキャンプ場選びです。ペットを連れて行ってもいいのか、それともNGなのかの判断はキャンプ場によって違います。まずはペットOKのキャンプ場を探すことから始めましょう。ペットOKのキャンプ場でも、ペット不可エリアが設定されていることもあるので、どの範囲でOKなのかも調べておくとよいでしょう。
おすすめなのが、ドッグフリーサイトのあるキャンプ場です。ドッグフリーサイト内ではリードを外すことが許されており、愛犬が自由に行動できます。それほど多くはありませんが、そんな素敵なキャンプ場もありますので、まずはドッグフリーサイトのあるキャンプ場をファーストチョイスにしましょう。
ドッグフリーサイトが近くにない場合や予約が取れない場合には、ドッグランが併設されているキャンプ場がおすすめです。そのようなキャンプ場には犬を飼っている人が集まることが多く、ペットと一緒にキャンプを楽しむことに寛容で、トラブルになりにくいというメリットがあります。
避けたいのはペットOKでも、隣のテントサイトとの距離が近すぎるキャンプ場です。隣のキャンパーさんが犬を苦手としていたら、お互いに居心地が悪くなってしまいます。スペースに余裕のあるキャンプ場を選ぶようにしてください。
愛犬と一緒にキャンプをするなら、いくつか用意しておいたほうがいいアイテムがあります。どのようなアイテムがあると便利なのか見ていきましょう。
● 犬用フードボウル(シェラカップでもOK)
● ドッグフード
● リード用のペグ
● ドッグコット
● 犬用虫よけスプレー
● ワクチン接種証明書
意外と忘れがちなのが犬用のフードボウルです。キャンプ場に到着して、ドッグフードを入れる容器がなくて困ることがあるので、忘れずに荷物に入れておきましょう。ドッグフードは食事の回数分に小分けにしておくと便利です。
リード用のペグも用意してください。キャンプ場は意外とリードを括り付けられる場所がなく、ペグがないとリードを離すことができません。また、愛犬が落ち着ける場所を確保するためにドッグコットがあると便利です。
アウトドアですので犬用虫よけスプレーも必要です。あまり匂いがきつくなく、なおかつ舐めても害のないものを選んでください。またキャンプ場に行くなら、ワクチン接種も必須です。キャンプ場によってはワクチン接種証明書の提示が必要になるので、合わせて持っていきましょう。
ペットOKのキャンプ場であっても、犬と一緒にキャンプを楽しむには、いくつか気をつけなくてはいけないポイントがあります。どのような点に気をつければいいのか、詳しく見ていきましょう。
● しつけをしっかりしておき無駄吠えをさせない
まずはしつけをしっかりとしておくことです。飼い主の言うことを聞かない状態であればキャンプ場に連れて行くのはNGです。キャンプ場は犬好きの人ばかりが集まっているわけではありませんので、少なくとも無駄吠えをしないでいられるくらい、きちんとしつけておきましょう。
● サイト内でおしっこなどをさせない
愛犬とキャンプに行くときに悩ましいのがトイレ問題です。原則としてサイト内では愛犬にフンもおしっこもさせないようにしてください。仕方なくしてしまった場合には、おしっこした場所には水をかけて、フンはきちんと片付けましょう。トイレシートを用意するのもおすすめです。
● 食べ物はクーラーボックスで管理する
食べ物が目の前にあったら、本能的に食べてしまう可能性があります。バーベキュー用に買った高級食材を盗み食いされたなんてこともありますので、愛犬と食材の距離を離しておくことと、犬に触れられないように、使っていない食材はクーラーボックスで管理しましょう。
● 暑さ対策と寒さ対策をしっかりと行う
犬は「暑い」や「寒い」と口に出すことができないので、気がついたら体調を崩しているということもよくあります。夏場は暑さ対策、冬場は寒さ対策をしっかりと行いましょう。ペットテントがあると日よけや風よけになって便利です。寒がりの犬には服を着せてあげるのもOKです。
愛犬とキャンプを楽しむためには、どれだけ準備をするかにかかっています。いつもの散歩の延長でキャンプ場に連れて行ったら、キャンプ場がペットNGだったり、ペットOKでも行動範囲が限られていたりして、まったく楽しめなかったということもあります。
長時間の車移動で愛犬が体調を崩してしまうこともあります。いつもとは違う環境に身を置くことになるので、興奮しすぎてしまう犬もいれば、ストレスを感じておとなしくなってしまう犬もいます。これは実際に経験してみないとわかりません。
あまり元気がないようなら、キャンプ場の周りを散歩させてみたり、テント付近に愛犬が過ごしやすいエリアを作ってあげたりしてみましょう。それでも楽しめてないようなら、無理にキャンプに連れ出さないほうがいいかもしれません。
犬にも人間と同じようにキャンプに対する適正があります。まずはしっかりと準備をしたうえで、適正があるのかという視点でチェックしてください。キャンプを楽しんでいるようであれば、徐々に遊びの種類も増やしていき、もっとアウトドアを満喫しましょう。