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ゴルフドライバーはさまざまな形状があります。いくつか紹介しますので、ドライバー選びの参考にしてみてください。
■シャローヘッド
初心者向けのモデルに多いドライバーヘッドの形です。構えたときヘッドが横に長く、フェースが薄めなのが特徴。ヘッドのお尻部分が下がっています。ゴルフでは初心者向けのモデルを「やさしいモデル」と言うことがありますが、「やさしいモデル」と言われるドライバーはこのシャローヘッドです。高いカーブを描いた弾道でボールが打てます。
■ディープヘッド
アスリートモデルに多いドライバーヘッドの形です。構えるとヘッドが横に短く、そのぶんフェースに厚みがあります。ヘッドのお尻部分の先端が高い位置にあるのも特徴です。ヘッドのサイズはシャローヘッドに比べるとひとまわり小さく、ベテランや男子プロゴルファーが好んで選ぶドライバーになります。操作性が高く、風に強いボールが打てます。
■洋梨型
ヒール寄りのヘッドがスッキリして見えるのが洋梨型です。ヒール寄りに重量感が少ないので、重心距離が長く、コントロール性の高いショットを打ちたい上級者におすすめ。ヘッドスピードの高いゴルファーに人気があり、思いっきり叩いてもミスが出づらいのが特徴です。
■丸顔
ヒール寄りのヘッドも丸い形をしていて重量感があるのが丸顔のゴルフドライバーになります。全ての丸顔がそうというわけではありませんが、洋梨型と比べるとヘッドが大きいものが多いです。ボールを捉えやすく直進的なボールが打てるドライバーで、初心者やレディース、シニアが好んで使います。真っ直ぐボールが飛ぶのでスライサーにも好まれる形です。
ゴルフのスコアアップにドライバーが影響する理由は、ドライバーの種類によって飛距離が変わったり、ミスしづらくなったりする効果があるからです。
ヘッドスピードを出して飛距離が出したいのに、ゴルフドライバーのヘッドが軽ければ思うような飛距離が出ません。また十分なパワーがないのに重いヘッドのゴルフドライバーを選ぶと、ヘッドスピードが下がって飛距離が短くなってしまいます。
ゴルフのミスを減らすには正しくスイングすることが重要ですが、ゴルフドライバーによってはミスへの許容度が高いやさしいモデルもあります。まだボールのコントロールがうまくいかないうちから操作性の高いドライバーを使うと、ミスが増えてしまうのです。
このような理由からゴルフドライバーはスコアアップに大きな影響を与えます。
ゴルフショップに行くと各メーカーのいろいろなゴルフドライバーが売られています。ゴルフ初心者が自分にあったゴルフドライバーを選ぶときに気を付けたい点を紹介します。
■振り切れる総重量のものを選ぶ
ドライバーが重すぎると思うように振り切れず、ミスショットの原因になってしまいます。どれくらい筋力があるのかにもよりますが、基本的には男性が300g、女性なら250〜280g程度の総重量のドライバーを選びましょう。逆に軽すぎるとスイングが安定しません。
ただコースに出るとだんだん振り切る力が落ちていきます。筋力や体力に自信がないのであれば、素振りをしたときに少し軽いと感じる程度の重さがおすすめです。
■シャフトの長さと硬さを確認する
身長にもよりますが、シャフトの長さは男性なら44~45インチ、女性なら42.5~44インチ程度がおすすめです。実際にクラブを構えて、シャフトの長さが体に合っているか見極めましょう。
シャフトは柔らかい方がヘッドスピードが上がって、飛距離が出しやすくなります。初心者であれば男性はR、女性はLの硬さがおすすめです。
■ロフト角をチェックする
地面にクラブの底面をつけたとき、フェースと垂直線からなる角度のことをロフト角と言います。ヘッドスピードがまだそこまででないのであれば、ロフト角が大きい方が飛距離が出やくなります。
初心者は男性なら10〜12度、女性なら12〜13度のものを選びましょう。
■ミスを減らすならヘッドの大きいものを
ゴルフのルールではヘッドの体積は最大460ccと決まっています。ミスを減らすならスイートスポットが広くなってミスが出づらくなるヘッドが大きなドライバーがおすすめです。460ccギリギリのものを選んでください。
自分に合ったゴルフドライバーを購入するならゴルフショップで実際に手に取って、今回紹介したポイントをチェックするのがおすすめです。ショップなら試し打ちもできますから、振り切れるドライバーかしっかりチェックしてみてください。
ラウンドするときはその日の天気も気になるものです。そんな時は、ぜひtenki.jpの全国のゴルフ場の天気をチェックしてください。各ゴルフ場の天気がピンポイントでわかります。天気で持ち物や服装も変わってきますから、天気予報をチェックしてゴルフを満喫しましょう。