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秋のハイキングに行く時に着ていく服装を選ぶポイントを5つご紹介します。
■1. 秋のハイキングはレイヤードスタイルが基本
山は街中よりも気温が下がるので、インナー・トップス・アウターを重ねるレイヤードスタイルが基本です。どんなに天気がいい日でも、トップス一枚で出かけたり、肌の露出が多い服装を選んだりするのは避けましょう。
■2. アウターは撥水性・保温性・通気性を重視する
アウターは小雨が降ってきたり、葉っぱなどから水滴が降りかかったりしても良いように、撥水性に優れたものをチョイスします。また、朝や夕方の冷え対策として、保温性の高い素材を選ぶのもポイントです。日差しが気になる場合は、UVカット機能付きのアウターを準備しましょう。
■3. トップスはフリースやインナーダウンがおすすめ
アウターの下に着るトップスは、動きを妨げないよう、なるべく軽量のものを選ぶのがおすすめです。具体的には、保温性や吸湿性に優れたフリースやインナーダウンを着用すると、多少冷え込んできても寒さを感じにくくなります。上からアウターを着込むので、なるべく薄手のものを選ぶのがベストです。
■4. インナーは吸湿速乾性の高いものを選ぶ
ハイキングでは長時間歩くので、気温が低くても徐々に汗をかいてきます。綿素材のインナーを着ていると汗が乾きにくく、冷えたときに体温を奪ってしまいますので、吸湿速乾性の高いポリエステルなどの化学繊維を選ぶのがおすすめです。
■5. ボトムスは伸縮性・速乾性を重視して選ぶ
ハイキングに履いていくボトムスは、何よりも動きやすさを重視するのがポイントです。ロングのトレッキングパンツやスキニーパンツ、あるいはショートのトレッキングパンツにアウトドア用のレギンスを合わせるのもおすすめです。汚れに強いジーンズは一見アウトドア向けのように思えますが、雨を吸うと重くなるうえ、あまりストレッチがきかないので、ハイキングに履いていくのは控えた方がよいでしょう。
秋のハイキングに必ず持っていきたいアイテムを4つご紹介します。
■1. 帽子
紫外線&防寒対策になる帽子はハイキングに欠かせないアイテムのひとつです。普段使いの帽子でもかまいませんが、日差しのある日はつばが広めの帽子をかぶるとしっかりUV対策できます。
■2. 雨具
山は天気が変わりやすいので、たとえ天気予報が晴れであっても、必ず雨具を持っていきましょう。必要なときにさっと羽織れるレインウエアや、持ち運びの邪魔にならない折りたたみ傘などが定番です。
■3. リュック・サコッシュ
ハイキングでは足元が悪い場所を歩くこともありますので、両手は常に空けておくのがベターです。片手がふさがってしまうハンドバッグは避け、リュックやサコッシュなどを利用しましょう。
■4. スニーカー、トレッキングシューズ
ハイキングは長時間歩く上に足元が舗装されていないので、普段はき慣れたスニーカーや、トレッキングシューズを履いていきましょう。
前日に雨が降った場合などは、滑りにくいトレッキングシューズを履いた方が安心です。
秋のハイキングに行く際、特注意したいことを3つご紹介します。
■1. こまめに水分補給する
秋は夏に比べて暑さは和らぎますが、長時間山道を歩いていると汗をかいてきます。油断していると脱水症状に陥る可能性がありますので、喉が渇く前に、こまめに水分補給するよう心がけましょう。
■2. 道に迷ったら、来た道を引き返す
道がしっかり舗装されていて、コースが決まっている場所なら迷う心配はありませんが、そうでない場所でハイキングをするときは、当初予定していたコースを外れてしまう可能性があります。もしも道に迷ってしまった場合は、安易に状況判断せず、来た道を引き返しましょう。
■3. 虫除け対策やケガ対策は万全に
自然が多い場所は虫が多く、かつ転倒や切り傷などのアクシデントが起こりやすくなります。ハイキングでは肌の露出はなるべく避けるのが基本ですが、衣類の上からでも虫刺されの被害に遭う可能性がありますので、虫除けスプレーなどでしっかり対策しておきましょう。また、万一ケガをしたときのことを考慮し、簡単な救護セット(消毒やガーゼ、包帯など)を持参すると安心です。
秋は過ごしやすい季節ですが、ハイキングコースのある山は街中よりも気温が低く、かつ天気が変わりやすい場所です。途中で冷え込んだり、雨が降ってきたりしても対応できるよう、撥水性や保温性、吸湿速乾性に長けた衣類を重ね着していきましょう。また、同じ日でも街中と山では天気や気温が異なりますので、事前に現地の天気情報をしっかり確認することも大切です。
天気予報専門メディア「tenki.jp」では、エリア別にその日に適したコーディネートを提案する「服装指数」を公開しています。また、ハイキングに関連して「山の天気」も公開しておりますので、ぜひ参考にしてください。