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焚き火を利用して焼くパンです。もちろん炭火で焼くこともできます。少し焦げてしまっても、その風味が美味しいと思えるのはキャンプだからこそ。じっくり焼きながら、焚き火を楽しめるのもよいところです。キャンプでのパン作りは、『いつ食べるのか』が生地を作る上で大切になってきますので、おおよその食事予定を考えておきましょう。いくつかパターンを挙げておきますので、参考にしてみてくださいね。
☆基本の焚き火パンの作り方☆
<材料>
強力粉 500g
砂糖 大さじ5
塩 小さじ2
脱脂粉乳 大さじ3
ぬるま湯 400cc
インスタントドライイースト 12g
バター 40g
打ち粉 少々
サラダ油 少々
竹串(太くて長さのあるもの) 10本程度
<作り方>
(事前準備)強力粉、砂糖、塩、脱脂粉乳を丈夫で大きめなビニール袋に入れておきます。
《食べる時》
1. 人肌程度に温めたぬるま湯を準備し、ドライイーストと一緒に事前準備しておいた袋に入れて、袋の口を閉めて、10分〜20分間しっかりとこねます。
2. 生地がまとまってきたら、バターを加えて、さらにこねます。
3. 袋を開けて、生地の表面を滑らかになるように整えたら、再び、軽く袋の口を閉じます。生地が袋にピッタリと張り付かない、ふんわりと覆われているような状態で、30分ほど寝かせます。
4. 生地が倍程度の大きさになったら、打ち粉を入れて、袋の中で生地を転がすようにします。
5. 平らな場所で袋の左右両端を切り、袋を広げます。
6. 生地全体を10等分程度に分けて、手のひらをすり合わせるように、生地を細長く成形したら、竹串にクルクルと巻き付けていきます。
7. 焚き火の上や横など、火加減に注意しながら焼いていきます。面を変えながら、およそ10分が目安です。火が強すぎると、焦げてしまい、中が生焼けになってしまいます。程よい火加減と焼き加減を見つけてみてください。
・そのまま食べても美味しいですし、はちみつやバターを塗ったり、スープなどと一緒に食べても。
・生地にレーズンや胡麻などを練り込んでも美味しいです。
・串にウインナーを刺して、その上から生地を巻き付けていくのもおすすめです。
*自宅で準備していく場合*
ホームベーカリーなどをお持ちの場合、できれば活用したいのが本音ですよね。また、現地での作業はできるだけ減らしておきたい方も多いかと思います。その際は、こちらを参考にしてみてください。
◯生地作りは《食べる時》の2.の工程まで終わらせてしまいましょう。
◯時間を置いて食べる予定の場合は、生地を10等分にし、それぞれをピッタリとラップで包んで冷凍しましょう。保管もできる限り低い温度を保つように注意してくださいね。食べる際には、常温で解凍したのち、《食べる時》の3.の工程から進みましょう。
◯半日程度で食べる予定の場合は、できた生地を大き目のタッパーなどのコンテナケースに入れて冷蔵しておきましょう。保冷環境や経過時間によって、ゆっくり発酵が進んでいきますので、時々、確認するようにしましょう。発酵が足りない場合は《食べる時》の3.の工程から、発酵が足りている場合は《食べる時》の6.の工程から進みましょう。
今では一般的に知られているチャイですが、ミルクティーとの違いはご存知でしょうか?チャイは少量の茶葉を水から煮出して、大量のミルクを加えてさらに煮出し、砂糖を加えた飲み物のことです。インドではスパイスも加えたものが一般的で、マサーラ・チャイと呼ばれることもあります。このチャイを焚き火とともに楽しんでみてはいかがでしょう。少し肌寒さを感じるときに、体の中からも温まる飲み物。煮出している間のスパイスの香りも、焚き火の暖かさや明るさも、リラックスした時間を彩ってくれるはずです。ぜひ、チャイで温まって、心も身体も穏やかな時間を楽しんでみてくださいね。
<材料>
水 500g
紅茶のティーバック 3袋
シナモン 1/2本
カルダモン 7粒
クローブ 5個
しょうが 1片
砂糖 大さじ2〜3
牛乳(豆乳) 500cc
*取手部分やツマミ部分などが高温で溶けたり変形する恐れがあるため、使用する鍋ややかんなどの調理器具は、取扱の注意を守って、きちんと選びましょう。
*突然に吹きこぼれる可能性もあるため、少し大きめの調理器具を使用するのがおすすめです。また、温度加減に十分に注意して調理をしましょう。
<作り方>
1. 鍋に水、ティーバック、シナモン、クローブを入れます。カルダモンは表皮をむいて、中の部分を入れます。しょうがは二等分にし、叩き潰してから入れます。
2. 鍋を焚き火にかけます。
3. フツフツとしてきたら、そのまま5分程度煮出します。
4. いったん火から降ろして、砂糖を加えて混ぜます。突沸する場合もありますので、注意しましょう。
5. 牛乳の半量を加え、再び火にかけます。吹きこぼれやすいので、ゆっくりと、じっくり加熱しましょう。
6. 時々、膜を取るように混ぜながら、再びフツフツとしたら残りの牛乳を加えます。
7. 再度、フツフツとしたら出来上がりです。
・飲みきれない場合は、熾火などで保温しながらゆっくり楽しむのもおすすめです。
火の取り扱いにはルールを守って、十分に注意しましょう!焚き火に使う薪の種類にもこだわってみると、燃え方の違いだけでなく、燻製のようにほのかに風味が加わり、違いを楽しむことも。素敵な焚き火時間をお過ごしください。