2月初頭は二十四節気の「立春」にあたり、春の気配が立ち始める日といわれています。ちょうど冬から春への過渡期にあたりますが、まだまだ防寒対策が必要な時期です。防寒や重ね着など、いくつかのポイントを押さえて服装を選びましょう。
今回は、2月の服装の選び方や、おすすめのファッションアイテムについてまとめました。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。


2月の服装選びで重視すべきポイント

2月の服装選びでとくに重視したいポイントや、押さえておきたいコツを3つご紹介します。
■1. 防寒対策はしっかりと!
立春を過ぎたといっても、実際に春の訪れを感じるまでにはまだまだ日数がかかります。「もうすぐ3月だから…」とうっかり気を緩めると、2月の厳しい寒さにさらされるおそれがありますので、引き続き防寒対策はしっかり行っておきましょう。
とくに寒さが厳しい日は、アウターに保温性の高いダウンジャケットや厚手のコートを選ぶのがポイントです。ボリュームのあるアウターを着るときは、薄手でも暖かいウールやカシミヤなどのニットを着用すると、着ぶくれ対策になります。
ボトムスは風を通しにくいパンツスタイルがおすすめですが、スカートやワンピースでコーディネートしたい場合は、足元をすっぽりカバーしてくれるロング丈やマキシ丈のものを選ぶとよいでしょう。
■2. 重ね着でマンネリ解消!
12月・1月・2月と3ヵ月にわたって冬コーデが続くと、どうしても着こなしがマンネリになりがちです。そんなときは、いつものファッションアイテムを上手に重ね着して、アクセントをつけてみましょう。
たとえばいつものニット×パンツの組み合わせも、中にロングTシャツを重ねれば、切り替えの部分にほどよいアクセントをつけることができます。このとき、インナーはアウターやボトムスとは違う系統の色を選ぶと、きれいなコントラストを演出できます。保温性も高まる重ね着は、寒い2月にぴったりの着こなし術です。
■3. 春カラーを取り入れる
2月下旬になると少しずつ気温が上がり始め、陽光もだんだんと春めいてきます。まだまだ防寒対策は欠かせませんが、春カラーを取り入れれば、明るく柔らかな印象を与えることができます。冬はブラックや濃いめのブラウン、グレーなどが定番カラーですが、2月になったら薄めのグレーやベージュ、イエロー、ピンクなどの暖色を取り入れ、季節を先取りしてみましょう。


2月の服装にプラスするおすすめアイテム

アウターやインナーだけでなく、プラスアルファで小物を取り入れると、防寒性もファッション性もアップします。ここでは、2月の服装にプラスしたいおすすめのファッションアイテムを4つご紹介します。
■1. マフラー・ストール
首元の寒さを防いでくれるマフラーやストールは、2月の服装にぜひ取り入れたいファッションアイテムのひとつです。マフラーやストールそのもののデザイン性はもちろん、巻き方も服装や好みに合わせて自由に変えられるので、おしゃれ度もワンランクアップします。
■2. 手袋
手は冷たい外気にさらされやすい部位なので、外出する際は手袋を着用するのがおすすめです。手袋にもさまざまな種類があり、ふわふわのかわいいデザインもあれば、レザー製のシックなデザインもあります。自分の好みに合わせていくつかの手袋を用意しておけば、コーディネートの雰囲気に合わせて使い分けることができるでしょう。
■3. イヤーマフ
イヤーマフとは、いわゆる耳当てのことです。真冬に耳を露わにしていると、冷たさで痛みを感じることさえあります。そんなときは、イヤーマフを使って両耳をすっぽりカバーしましょう。
裏ボア仕様のイヤーマフなら、さらに防寒性がアップし、耳を効率よく温めることができます。デザインもメンズ・レディースともに豊富で、ファッションに合わせやすいところもうれしいポイントです。見た目のかわいらしさを重視するなら、ラビットファーやニットなど、暖かみのあるデザインを選ぶのがおすすめです。
■4. 帽子
頭皮から耳まで覆ってくれる帽子は、風が冷たい日にぜひプラスしたいアイテムです。定番のニット帽はもちろん、イヤーマフ付きのフライトキャップや、ムートン素材のベレー帽など、保温性の高い素材を使った帽子をかぶると、冬コーデとの相性も抜群です。
素材や色を選べば、キャスケットやハット帽でも防寒対策になります。クラシカルスタイルで決めたいときにおすすめです。


まだまだ寒い2月は、あったか+春色コーデでまとめよう

2月は暦の上では冬から春へ移り変わる季節ですが、気温はまだまだ低く、地域によっては雪が降ることもあります。毎日の天気や予想気温をチェックし、気温が低い日はダウンジャケットや厚手のコートを羽織り、しっかり防寒対策しましょう。気温によっては手袋や帽子、イヤーマフなどの小物をプラスすると、防寒性をアップしつつ、コーディネートにもほどよいアクセントを加えることができます。
天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の天気や予想気温のほか、おすすめの服装を提案する「服装指数」も確認できます。重ね着や小物を上手に使って、2月もおしゃれに過ごしましょう。

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 2月の服装選びで重視すべきことやおすすめアイテムを紹介