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11月の誕生石はトパーズ(黄玉/オウギョク)、シトリン(黄水晶/キスイショウ)などが挙げられます。イエローやオレンジなどの暖色系の色ですね。太陽を象徴するような石が多いようです。日も短くなってきたこの時期に、太陽に焦がれて、このような石を誕生石にしたのかもしれませんね。また太陽から「収穫」や「自然の恵み」を象徴するような意味が含まれるものも多いようです。
日本では、1981(昭和56)年に新潟県・十日町織物工業協同組合が日本の伝統色をもとに12ヶ月の色を選定したものが有名です。
11月は「恋染紅葉」。「こいそめもみじ」と読みます。なんと情緒のある名前でしょうね。紅葉がちょうど真っ赤に紅葉している朱がこの色になります。紅葉のこの色は、イチョウの黄色とあわせて、日本の「秋」を代表する色でもありますね。少し寒く感じる時期に、この色はホッと温もりを感じさせる色でもありますね。
<キンセンカ>
キンセンカはカレンデュラやポットマリーゴールドとも呼ばれるキク科の花です。ヨーロッパでは古くから食用や薬用で使われており、最近ではハーブティーや化粧品などにも使われるようになってきています。花は黄色やオレンジ、クリーム色などがあります。陽が昇ると花開き、夜には閉じます。キンセンカの花の時期は長く、楽しめる期間も長いのでガーデニングでも人気のある花です。
<アザレア>
別名で西洋ツツジとも言います。東アジア原産のツツジがヨーロッパで品種改良されたもので、日本には明治初期以降に入ってきています。花壇や鉢植えなどで楽しむことができるので、見かけることも多いのではないでしょうか。品種は様々で種類も多く、一重や八重など、色も赤や白、紅紫など、花に特徴があります。11月ごろから春先まで花を楽しむことができます。
<ストック>
日本ではアラセイトウ(紫羅欄花)と呼ばれています。葉は細かい毛に覆われていて、今頃から早春が開花時期になります。八重咲きの花が人気ですが、一重咲きの品種もあります。香りが強い花が咲きます。アブラナ科なので、花の咲いたあとにできる実は食べることができます。香りもあるので、切り花などにも好まれます。白やピンク、赤、紫などの花の色があります。
<ゆず>
鮮やかな黄色に色付いたゆず。11月初旬から収穫の旬を迎える食材です。お鍋や香り付けだけではなく、ジャムなどにして保存もできます。また冬至にはゆず湯に入る習慣もありますよね。ゆずにはビタミンCが豊富なので、疲労回復や肌を整えるのに良いと言われています。
<りんご>
りんごの旬は10月から12月。最近は赤いりんごだけでなく、青りんごや、黄色のりんごもたくさん出てきていますよね。品種も多いので、好みの食感や味を探す楽しみ方もできます。食物繊維が豊富な食材なので、ぜひ、毎日取り入れたいですね。りんごは調理後も大きくは栄養が変化しないと言われており、そのまま生で、ジュースで、煮たり、焼いたりと様々に楽しむことができます。
<銀杏(ぎんなん)>
銀杏はイチョウが落葉する前が旬になります。免疫力を高めると言われているβカロテンが豊富です。寒くなり始めた時期にぴったりの食べ物ですね。殻を割って、薄黄緑の果肉を食します。シンプルな調理法で食べることができて、小さいので、ついつい手が伸びてしまいますが、食べすぎると中毒症状を引き起こすので注意しましょう。
参考
十日町織物工業協同組合
みんなの花図鑑