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店頭で並んでいる食品には、『賞味期限』と『消費期限』のどちらかが記載されています。
『賞味期限』は、袋や容器を開封しない状態で、記載されている方法を守って保存した場合に、「品質が変わらずに美味しく食べられる期限」のことです。
『消費期限』は、記載されている方法を守って保存していた場合に、「安全に食べられる期限」のことです。開封してしまった食品は、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
ちなみに、『海苔』の保存方法は、「直射日光・高温多湿を避けて、常温で保存してください」と記載されているものがほとんどです。
海苔は、磯の香りと「パリッ」とした食感が特徴の食べ物。湿気は一番の大敵です。開封して残ってしまった海苔から、湿気を避ける保存方法を知っておきましょう。
☆缶で保存☆
贈答品などで頂き物の海苔など、ちょっと高級な海苔は缶に入っていたりしますよね。この海苔缶でも良いのですが、実は茶筒がおすすめです。内蓋がついていて、二重に蓋を閉めることができるので、湿気が入りにくくなります。板海苔などを開けた際は茶筒のサイズに合わせてカットして食卓に置くと、気楽に使うことができます。また、乾燥剤を入れて保管をしましょう。乾燥剤は、100円ショップや製菓コーナーなどで、簡単に入手することができます。
☆保存用袋で☆
ジッパータイプの保存用袋ならば板海苔などの大きなものもそのまま保存ができて便利です。乾燥剤を入れ、空気をしっかり抜いてから保存しましょう。冷蔵庫でも、冷凍庫でも保存ができますが、注意したい点がひとつ。食べる際には、保存用袋が常温になってから海苔を取り出しましょう。いきなり取り出してしまうと、冷えた海苔自体が常温に戻る際に湿気を吸ってしまいます。保存用袋はアルミ製の方が、防湿効果が期待できるのでおすすめです。
*乾燥剤のこと*
乾燥剤は乾燥した状態を保つ要です。時折、乾燥剤も確認してみてください。振ってみて、サラサラしている状態であればOK!固まっていたり、膨らんでいる場合は交換しましょう。
☆青菜と海苔の佃煮☆
ご飯にのせても、ちょこっと副菜やおつまみでも、アレンジしやすくておすすめです。
<材料>
小松菜 150g
にんにく(みじん切り) 1かけ分
赤唐辛子(輪切り) 1本分
海苔(全形) 5枚
※しょうゆ 大さじ2
※みりん 大さじ2
※はちみつ 小さじ1/2
塩 適宜
ごま油 小さじ3
金ごま 小さじ2
<作り方>
1. 小松菜はさっと茹でて水気を切り、小さめのざく切りにします。
2. フライパンにごま油を小さじ2、にんにくを入れて弱火で熱します。香りが立ってきたら、小松菜と赤唐辛子を入れて炒めます。
3. さらに炒めて、海苔をちぎり入れます。※印を加えて、水分がなくなるまで炒めたら、塩で味を整えます。
4. 仕上げにごま油小さじ1と金ごまを加えて、ざっと混ぜたら完成です。
☆海苔とおろしのパスタ
上に書いた「青菜と海苔の佃煮」を使った、ペペロンチーノ風のコクがあるのにさっぱりと食べられるアレンジレシピです。
<材料>およそ2人分
スパゲッティ 160g
「青菜と海苔の佃煮」 大さじ4
大根 10cm
白髪ねぎ 10cm分
大葉(千切り) 4枚分
※オリーブオイル 大さじ2
※にんにく(みじん切り) 2かけ分
※赤唐辛子(小口切り) 2本分
しょうゆ 適宜
<作り方>
1. スパゲッティを茹でます。大根はすりおろして、軽く水気を絞っておきます。
2. フライパンに※印を入れて、弱火にかけます。香りが立ってきたら、茹で上がったスパゲッティを入れてざっと絡めます。「青菜と海苔の佃煮」を加えて、全体に和えます。
3. 器に盛って、大根おろし、大葉、白髪ねぎを乗せて、しょうゆをお好みで垂らして完成です。
☆トマトの海苔和え
たくさん作っても、あっという間に食べてしまえます。火を使わずに、和えるだけなので簡単です。時間がないときの一品にも。
<材料>
トマト 2個
海苔(全形) 2枚
※生姜(千切り) 1かけ分
※酢 大さじ2
※しょうゆ 大さじ1
※だし 大さじ2(ない場合は昆布茶、少々)
<作り方>
1. トマトは2cm角に切って、ボウルに入れる。
2. ※印をボウルなどに合わせておく。
3. トマトのボウルに海苔を揉み入れて、2をまわしかけて、ざっと和えたら完成です。
参考
農林水産省
株式会社 山本山
うーらのオーガニックレシピ手帖 庄司智子/株式会社エンターブレイン