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そして、季節は「芸術の秋」ということもあり、今回は特に子どもと行きたい美術館をピックアップしました。展示作品について感想を交わすなどして、お子さんならではのみずみずしい感性に刺激をもらいましょう♪
すり鉢の形をした集落「鉢」にある廃校「真田小学校」が、10年前、まるごと空間絵本美術館として生まれ変わりました。絵本作家・田島征三氏の思い描く世界が、校舎の中で流木のオブジェや木の実アート、和紙作品などによって大胆に表現され、『学校はカラッポにならない』というタイトルの一冊の空間絵本に。身近な素材・テーマ・空間だからこそ肩ひじ張らずに“アート”を楽しめる、子どもと一緒なら一層盛り上がれる、そんな美術館です。今年の開館は11月24日までなのでご注意を。
鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
■所在地 新潟県十日町市真田甲2310-1
■アクセス 【電車】JR飯山線「十日町」駅より車にて約20分
【車】関越自動車道「塩沢石打IC」より約50分
■天候など諸事情によって営業時間・定休日・イベント内容等の諸条件が変わることがありますので、詳しくは鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館オフィシャルサイトをご確認ください
中世の貴族の館のような、趣ある石造りの建物が印象的な那須ステンドグラス美術館。1800年代のアンティークステンドグラスを中心に、ステンドグラス界の巨匠ウイリアム・モリスやティファニーなどの作品45点が展示されています。パイプオルガンやオルゴールの演奏が随時行われ、その繊細で美しい音色に包まれながら、煌めくステンドグラスの光にうっとり……。さらに、毎日開催される「ステンドグラス体験教室」では、ハート型やフルーツ型、肉球型(!)などさまざまな形のオリジナルストラップを手軽に作ることができますよ♪
那須ステンドグラス美術館
■所在地 栃木県那須郡那須町高久1790
■アクセス 【電車】JR「黒磯」駅よりバスにて「守子坂」停下車、徒歩約20分
【車】東北自動車道「那須IC」より約10分
■天候など諸事情によって営業時間・定休日・イベント内容等の諸条件が変わることがありますので、詳しくは那須ステンドグラス美術館オフィシャルサイトをご確認ください
カメイ美術館には、浅井忠、梅原龍三郎、藤田嗣治ら日本の近代作家や、モーリス・ド・ヴラマンク、ジョルジュ・ルオーら20世紀初頭に活躍したフランス人作家、東北ゆかりの作家などの絵画作品が展示されています。加えて、カメイ株式会社3代目社長・亀井文蔵氏の個人コレクションだった世界各地の蝶の標本や甲虫類の標本などを展示。滅多に観られないアロッティトリバネアゲハ、オウゴンテングアゲハなどの希少種は必見です。さらに、4代目社長・亀井昭伍氏が収集した戦前の古作こけしなどこけしコレクションも! 1粒で3度美味しい美術館です♪
カメイ美術館
■所在地 宮城県仙台市青葉区五橋1-1-23
■アクセス 【電車】JR「仙台」駅西口より徒歩10分、もしくは市営地下鉄「五橋」駅より徒歩3分
■天候など諸事情によって営業時間・定休日・イベント内容等の諸条件が変わることがありますので、詳しくはカメイ美術館オフィシャルサイトをご確認ください