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子どもたちにとって、夏休み明けの登校は少し憂鬱。楽しかったお休みが終わる時にさびしさを感じてしまうのは、大人も子どもも同じですね。
そこで今回は、子どもたちがスムーズに学校に戻るために、残りの数日でやっておきたいことを考えていきましょう。
夏休み中は、どうしても生活リズムが乱れがち。“ダラダラ状態”が続くと、親御さんももイライラしてしまいますよね。そこで、今のうちから起床時間や寝る時間などのリズムを朝型に切り替えて、少しずつ普段のリズムに戻していきましょう。
おすすめは、朝起きた時にカーテンを開き、日光を浴びること。朝の光を浴びることで、体内時計がリセットできるからです。郵便受けまで新聞を取りに行ったり、植木に水をやったりと、朝に外に出る機会を積極的につくるのもよい方法ですね。
夏休みの宿題は、順調に進んでいますか? もしも宿題が終えられそうにないなら、残りの時間でどのように進めたらよいのか、子どもと一緒に計画を立てましょう。
まずは、宿題をリスト化して、全体を把握します。そして、毎日どのくらい進めたら完了できそうなのかを考えながら、スケジュールを決めましょう。
絵日記や読書、楽器の練習など、親が把握できていないような宿題が出ていることもあります。ギリギリになってから慌てずにすむよう、夏休みが終わる1週間前くらい前に、やりもれているものがないかを確認しましょう。
学校のお友達や、1学期の楽しい思い出について話をしながら、子どもの気持ちを学校に向けていきましょう。
また、夏休みの後半に、学校のプールの開放日が設けられていることもあります。夏休み中は会えなかったお友達と久しぶりに会えると、新学期への期待もふくらんでいくことでしょう。
2学期は大きな行事がある学校も少なくありません。子どもが楽しみにしている行事についても話をしてみましょう。学校の楽しいイメージを膨らませてあげるのがポイントです。
学校で使う持ち物をチェックして、足りないものがあれば、そろえておきましょう。
●上履きのサイズが小さくなっていないか。
●ノートや鉛筆が足りているか。
●色鉛筆や絵の具の中身はきちんとそろっているか。
●記名のないものはないかなど……これらを子どもと一緒に確認していきます。
持ち物の準備を進めることで、新学期に向けた心の準備も整っていきます。
楽しい夏休みも、親にとっては忙しい日々。でも、親子で一緒に過ごすことができるとても貴重な時間です。こんな時間は子どもが小さなうちだけ。きっと、後々振り返ったときに、その時間のかけがえのなさに気がつくはずです。
そこで夏休みの最終日は、子どもたちに時間をプレゼントする気持ちで、親子で思いっきり楽しむ日にしてみるのはいかがでしょうか?
家の中や近所の公園で、お子さんがやりたい遊びを親御さんが一緒に楽しむだけでも子どもは喜びます。
── いつもは学校が大好きな子でも、新学期の登校はなんだか億劫。夏休みの終わりが近づいたら少しずつ準備をすると、新学期に向けての気持ちも整っていきます。スムーズに学校生活をスタートして、2学期も楽しい毎日を送ってほしいものですね!