ひと雨ごとに気温が下がり、秋らしい陽気の日が多くなってきました。

秋と言えば……「食欲の秋」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。夏バテで食欲が低下していた方も、秋の深まりとともに食欲が戻ってきたのではないでしょうか?

また、人だけでなく夏バテ気味だったワンちゃんも、食欲の秋を迎えているかもしれません。ワンちゃんにおやつを与えている飼い主さんも多いかと思いますが、おやつを与えすぎると体重増加につながってしまいます。

そこで今回は、「愛犬のおやつ、どうしていますか?〈おやつの与え方5つのポイント〉」をお伝えします。愛犬のおやつの参考にしてくださいね!

かわいい愛犬にはついつい、おやつを与え過ぎてしまうことも……


おやつの与え方・5つのポイント

愛犬のおやつの与え方について、5つのポイントに分けて説明していきましょう。

●愛犬のおやつの与え方/ポイント1 市販のおやつの原材料をしっかり確認しよう●

愛犬は家族同様の存在です。大切な愛犬に与える市販のおやつの原材料には、どんなものが含まれているのか、ぜひ購入前に確認しておきたいもの。できれば保存料・香料・着色料などの食品添加物が少ない商品を選ぶようにしましょう。

また、ワンちゃんのアレルギーのモトとなる食材が含まれていないかのチェックも、忘れてはいけません。

●愛犬のおやつの与え方/ポイント2 おやつのカロリーを確認しよう●

犬種、年齢、運動量によって、それぞれの適正な一日の消費カロリーが異なります。愛犬の一日の食事とおやつの合計カロリーは、適量ですか? 愛犬が喜ぶからと、適量以上におやつを与えすぎるのは肥満の原因に。愛犬の適正な一日の消費カロリーを知り、必要以上にオーバーしないよう心がけて、おやつをあげてくださいね!

おやつの原材料をしっかり確認していますか?

●愛犬のおやつの与え方/ポイント3 おやつの回数を工夫する●

ワンちゃんは、おやつをもらえると「もっとちょうだい!」と要求してきますが、その場合、量より、おやつを与える回数に工夫しましょう。一個のおやつを小さくちぎって、回数を多くして与えてあげるようにすると、満足感が高まるはずです。

●愛犬のおやつの与え方/ポイント4 しつけにおやつを使う●

愛犬に芸を教える、しつけなどのご褒美でおやつを与えることもあるでしょう。「お手」や「お座り」などがうまくできたときは、すぐにおやつを与えると早く覚えるようになります。でも、芸をするたびにおやつを与えるわけにはいかないので、少しずつおやつを与える回数を減らしていくことがポイントです。

また、おやつをあげる回数が多いかな……と感じたら、「いいこ!」や「Good job!」などの言葉をかけながら愛犬の頭をなでるなど褒めてあげて、コミュニケーションをとるようにしていきましょう。

おやつは適正な量をあげましょう!

●愛犬のおやつの与え方/ポイント5 野菜を代用してもOK●

愛犬に与えるおやつは、市販の商品以外にも、冷蔵庫にある野菜類をカットしたものでも◎です。犬はイモ類が大好物なので、ジャガイモやサツマイモをふかしてあげてもよいでしょう。ただし、イモ類はカロリーが高いので、あげ過ぎには注意してくださいね。

そのほかにも、キャベツ・かぼちゃ・にんじんなどもおススメ。犬にはNGな野菜もあるので、与えてよいか、あげる前にしっかり確認してください。

愛犬のしつけにおやつは効果的です

食欲の秋を楽しむにあたり……普段のワンちゃんのおやつや食生活を、一度見直してみませんか? 人間も犬も、適正なカロリー量の食事を取ることで健康が維持できます。

適度に食べて適度に運動して、過ごしやすい秋をワンちゃんと健康的に、楽しんでくださいね!



参考/わんちゃんほんぽ「犬におやつを与えすぎるデメリット4選」(ピーネストジャパン)、ワンペディア「正しいおやつの量と与える回数【獣医師が解説】」(アイペット損害保険)、もふ活わんこ「犬のしつけにおすすめのおやつ(ご褒美)の選び方と注意点・正しい訓練法」(もふ活わんこ)

おやつタイムは楽しいね♪

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 愛犬のおやつ、どうしていますか?〈おやつの与え方5つのポイント〉