- 週間ランキング
とはいえ、車を運転される方にとって、30〜40km以上を時速10〜20kmでノロノロ運転するのは、本当につらいものですよね。最近はあおり運転などのトラブルが社会現象にもなっていますので、ドライバーはできる限り心を落ち着かせて運転したいもの。とくに眠気を催すノロノロ運転は平時より衝突の危険性が増すため注意が必要です。
そこで今回は、長時間運転の際に車中で気持ちよく過ごすポイントをご紹介しましょう。
遠出をする際に渋滞に巻き込まれる可能性があるときは、乗車前に“ある持ち物”の準備が必要です。
というのも、長い渋滞にはまると買い物をするチャンスはありませんし、当然ながら飲み物、食べ物を調達することもできません。そのため出発前にそうした事態を想定した準備が必要になります。
必ず準備しておきたいものがコーヒーや緑茶などのに飲料です。
これらはカフェインを含んでおり覚醒作用がありますが、摂取量は適量に! カフェインを含んだコーヒーや緑茶には、利尿作用があるので飲みすぎはNGです。
その他に準備しておきたいアイテムはミントガムです。
ミントガムに含まれるメントールには「幸せホルモン」とも呼ばれる、ドーパミンを分泌する作用があるため、イライラを落ち着かせる効果が期待できますし、ガムを噛むことで脳の活性化にもつながります。
運転中に気持ちがちょっとイライラしているな……と感じたら、ストレス解消を兼ねてミントガムを数粒噛んだり、緑茶やコーヒーを飲むようにしましょう。
長時間運転や先の見通せない渋滞時はイライラがつきもの。しかし、そんなイライラが高じると、運転中の危険度が増して事故につながりかねません。
そこで、気分がイライラしてきたら、車中でも簡単にできるツボ押しでリラックスしましょう。
手にはたくさんのツボがありますから、いくつかのツボを押してあげることでストレスが軽減されます。ツボがある場所は画像を参照してくださいね。
「心穴(しんけつ)」 画像の赤い部分
それぞれの指の第一関節あたり。グリグリ押すと痛みを感じることが多い場所です。心穴のツボ押しはイライラを鎮める効果があります。
「労宮(ろうきゅう)」 画像の青い部分
中指と薬指の間を下にたどった手のひらの真ん中あたり。労宮のツボ押しは心痛、精神不安に効果があります。
「耳・咽区(じ・いんく)」 画像の緑の部分
中指のつけ根のくぼみ。耳・咽区のツボ押しはめまいなどに効果があり、乗り物酔いを起こしやすい人によいといわれています。
狭い車中でもできる簡単なツボ押しを実践して、平常心でハンドルを握ってくださいね。
小さいお子さんがいる家庭では、長時間運転ともなるとトイレの心配も尽きませんし、いろいろ苦労が多いですよね。疲れて眠ってくれればよいですが、なかなかそうはいきませんし、特に小さいお子さんであれば、乗車前におもちゃを準備していても、長時間同じもので遊んでいると飽きてしまいます。
そんなときにオススメなのは「ポータプルDVDプレーヤー」です。
お子さんが好きなアニメのDVDを何枚かもっていくと、長時間でも飽きずに過ごすことができます。何より、ポータプルDVDプレーヤーはあまりかさばらないのもありがたいですね。
── 今年のGWの成田と羽田の出入国者数の推計は、前年比14.0%増の109万900人と報じられていますが、実は66.9%が家で過ごす在宅派という数字も出ていることをご存じですか?
そんな在宅派のご家庭でも、家族サービスを兼ねて自宅から数時間程度のところにお出かけの方も多いと思いますが、それでも渋滞に巻き込まれてしまうこともあります。運転手も同乗している人も快適に車中を過ごせるよう、出発前の準備を心がけて楽しい休日をお過ごしくださいね!