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家康の時代から早400年。日本各地で花火大会が開催されるようになりましたが、中でも歴史や規模の大きさから「日本三大花火大会」や「日本三大競技花火大会」と呼ばれるものがあるんです。そこで今回はその伝統ある大会から「一生に一度は見ておきたい芸術的な花火大会」を厳選・ご紹介します。
「大曲の花火」は、1910(明治43)年に始まった歴史ある花火大会で、今回が92回目の開催となります。
花火師が魂込めて製作した花火を打ち上げ、その腕を競いあう「全国花火競技大会」という特色から、最優秀賞の「内閣総理大臣賞」をはじめ「経済産業大臣賞」「文部科学大臣賞」「中小企業庁長官賞」「観光庁長官賞」など数々の賞が授与されます。
そう、全国花火競技大会「大曲の花火」はつまり、一流の花火師たちの渾身の作品を観賞できる千載一遇のチャンス! 設定されたテーマに合わせて製作されたオリジナリティ溢れる芸術花火は、まさにここでしか観られないものばかりなので、目をこらしてしっかりと観賞したいもの。尚、足を運んだ際は、1年かけて製作される大会提供花火「ワイドスターマイン」も必見です♪
全国花火競技大会「大曲の花火」
■開催地 秋田県大仙市大曲 雄物川河畔大曲花火大橋下流
■アクセス 【電車】JR「大曲」駅より徒歩30分
【車】秋田自動車道「大曲IC」より国道105号経由で7km
■開催日時 8月25日17:30~18:15、18:50~21:30 ※天候により順延あり
■打上数 1万8000発
■詳しくは「大曲の花火」オフィシャルサイトをご確認ください
「土浦全国花火競技大会」は「大曲の花火」と並び、日本を代表する花火の競技大会です。こちらも1925(大正14)年開始と歴史があり、「スターマインの部」「10号玉の部」「創造花火の部」の三部門で質の高さを競います。
三大花火の中で唯一の関東開催なこと、また、過ごしやすくなる10月に開催されることから、関東在住の方であれば一度は訪れておきたい貴重な大会といえますね。
さらに、専門家のあいだでは「その年の花火のトレンドを計る大会」と評価されているそうなので、最新の芸術花火と花火師の技を、審査員気分で観賞してみては♪
土浦全国花火競技大会
■開催地 茨城県土浦市佐野子 桜川河畔学園大橋付近
■アクセス 【電車】JR「土浦」駅より徒歩30分 ※土浦駅よりシャトルバスあり
【車】常磐自動車道「桜土浦IC」より国道354号経由で5km
■開催日時 10月6日 18:00~20:30
※天候によって10月7日・8日・13日・14日のいずれかに延期あり
■打上数 2万発
■詳しくは「土浦全国花火競技大会」オフィシャルサイトをご確認ください
「長岡まつり花火大会」は、1879(明治12)年に始まった日本三大花火大会の中でもっとも古い花火大会です。
唯一、競技花火大会ではなく、1945(昭和20)年の長岡空襲、2004(平成16)年の中越地震を経て、慰霊・復興の想いが込められた花火大会となりました。
直径650mの大輪を咲かせる「正三尺玉」、全長2kmと迫力の「フェニックス」、音楽と花火の競演「米百俵花火・尺玉100連発」など、豪華絢爛な花火が次々と夜空を彩ります♪ 「正三尺玉」を間近で観るには長生橋上流、「フェニックス」なら大手大橋下流での観賞がおススメですよ。次々と咲く大輪が、夏の夜空を焦がす絶景をお見逃しなく!
長岡まつり花火大会
■開催地 新潟県長岡市信濃川河川敷 長生橋下流
■アクセス 【電車】JR「長岡」駅より徒歩30分
【車】関越自動車道「長岡IC」より国道8号経由で3km ※駐車場から直行シャトルバスあり
■開催日時 8月2日・3日19:20~21:10 ※天候により延期あり
■打上数 非公開
■詳しくは長岡花火財団オフィシャルサイトをご確認ください
※いずれも伝統がある日本を代表する人気の花火大会ばかりですので、すでに観覧席等の販売が完売しているところもあります。詳細は公式HPで確認のうえ、お出かけの計画はお早めに!