7月に入りました。子どもたちの夏休みもあっという間です! 学校では長期休みを前に、普段は学校においてある教材や作品などを、家に持ち帰るように指導します。

反面、一度にたくさん持ち帰る荷物は、家を管理するママにとっては、何かとやっかいな存在。その辺に、ずっと置きっぱなしだったりすると、ちょっと気になるものです。

そこで今回は、子どもが学校から持ち帰る荷物の上手な整理・保管方法について、考えていきましょう。夏休みが始まる前にチェックして、長い休みを気持ちよく過ごしてくださいね!


持ち帰った教材類は、こう整理しよう!

普段の学校生活で使っている、体操服、上履き、絵の具道具、書道道具、裁縫道具、鍵盤ハーモニカ、お道具箱などは、持ち帰ったら、まずその日に、次の3つに分けましょう。

【持ち帰った日の仕分けポイント】

〈1〉そのまま保管するもの

〈2〉洗濯してから保管するもの

〈3〉中身の補充や整理などが必要なもの

上の例で言うならば、体操服や上履きは洗濯してから保管を。

その他のものは、子どもと一緒に中身を確認して、そのまま保管するか、補充や整理などの手入れをしてから保管するかを見極めましょう。

この時、足りない分があれば買い足しておくのがgood。新学期にそのまま持っていけるように準備がしてあれば、夏休みの終わりに慌てることもありません。

すべてが揃ったらひとまとめにして、保管場所に移動。あらかじめ、クローゼットや押入れなどに、持ち帰り荷物専用の保管スペースを作っておき、そこに保管すれば見た目もすっきりします。

夏休み明けには、必要なものをここから毎日少しずつ学校にもっていけばOK。すべて1カ所にまとまっていれば、学校に何を持って行かなくてはならないのかを子ども自身が把握して行動できるので、自立心も育まれますね。

不足している色があったら、買い足しておきましょう


子どもの作品の上手な保管方法って?

夏休み前には、図工や書道などの作品類も持ち帰ってきます。子どもの成長がうかがえる作品は、なるべく全部取っておいてあげたいものですが、増えてくるとそれも大変です。そんな時には、どのようなタイミングや基準で、整理・保管するのがよいのか、あらかじめルールを決めておくとスムーズです。

以下のような例を参考に、「我が家の整理・保管ルール」を作ってみてください。

〈1〉きれいなうちに写真に残す

子どもが作品を持ち帰ってきたら、きれいなうちに写真に撮ってアルバムにまとめれば、世界でたった一つの作品集ができあがります。特に立体作品は、時間が経つと形が崩れがち。早めに写真に撮って、残しておきましょう。

〈2〉作品展示コーナーに飾る

思い入れのある作品は、リビングや子ども部屋の一角など、みんなの目につく位置に展示スペースを作って飾りましょう。月ごと、季節ごとなどの演出を楽しんでみてもよいですね。飾り終わった作品は、保管するか処分するかを子ども自身に決めさせます。

〈3〉特に、お気に入りの作品のみ保管する

特別思い入れのある作品は、現物も保管しましょう。絵は、A2やB2サイズなどの大きめのポケット式クリアファイルに。立体作品は残しておきたいものだけを、フタ付きのボックスなどで保管します。ただし、収納できる容量の限界を決めて、入りきらないものは処分するなど、お気に入りを厳選するようにしましょう。

大切な作品は、早めに写真に撮って残しましょう

── 夏休み前に子どもが持ち帰る荷物。あらかじめ、整理や保管の方法を用意しておけば、たくさんの荷物が持ち込まれても、慌てることなく対処できます。あれこれ忙しくしていると、時間はあっという間に過ぎてしまうもの。7月に入ったこのタイミングに間もなくやってくる夏休みに備えて「子どもが学校から持ち帰る荷物の整理・保管方法」の準備をすることで、気持ちも身のまわりもすっきりさせて夏休みを思いっきり楽しんでくださいね。

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 子どもが学校から持ち帰る荷物の整理・保管方法