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そこで今回は、雨の日の犬のお散歩とお手入れについてご紹介したいと思います。
雨でもお散歩に行きたい犬もいれば、行きたくない犬もいます。
雨が降っていようと雪が降っていようと、天候に関係なく中型犬・大型犬の飼い主さんの約8割、さらに、小型犬の飼い主さんの約5割がお散歩に行く……というアンケート結果があるほど、毎日欠かさず愛犬とお散歩をしている飼い主さんが多いようですね。
犬を長く飼われている方ならご存じですが、お散歩に行けないことで愛犬のむだ吠えやトイレの失敗、いたずら、物や人をかむといった問題行動や食欲がなくなるなどの症状が出てきます。しかし、なかには雨にぬれるのが苦手でお散歩をいやがる犬もいるので、雨の日のお散歩は愛犬の意志や習性を尊重して、決めるのがよいかもしれません。
※雨の日のお散歩に関する調査「ペット保険のアイペット損保ホーム」調べ
雨でもお散歩に行く場合は、レイングッズをうまく活用しましょう!
雨の日のお散歩に行く場合、どのような対策ができるのでしょうか? 早速、雨の日に活用したい犬のお散歩グッズを紹介していきましょう。
○レインコート
通気性のよい素材で裏地はメッシュのレインコートがおすすめです。最近はデザイン性のあるレインコートも多く、着ると一気におしゃれ犬に(笑)。ただし、おしゃれな見た目ですぐ購入せずに、できるならお店で試着してから購入したいもの。買ってきた後にいざ着たらサイズが合わなかった……ということも多いようです。
○レインブーツ
冷たい雨の日のアスファルトから肉球を守ってくれるのがレインブーツです。夏の熱いアスファルトでも履けるので、一足用意しておくと重宝します。また、購入の際は機能面もチェックしましょう。最近はマジックテープ仕様の滑り止めつきもあり、これは装着が簡単でおすすめ。なかにはブーツをいやがる犬もいますが、根気よく「慣れ」させるようにしましょう。
○傘
傘についている鎖を、犬のリードや首輪につけて使用します。コートやブーツをいやがる小型犬から中型犬にはうってつけのお手軽アイテムです。ただし、傘を怖がる犬には慣れが必要です。また、風が強い日は飛ばされる可能性もあるので、使用時は周囲に人がいないかなど、散歩時にはくれぐれも気をつけましょう。
ぬれたら、しっかり乾かしてあげましょう
雨で湿度が高くなるこの時季は菌が繁殖しやすくなりますので、雨の日は自宅で愛犬のお手入れをしてあげましょう。
●体のケア
雨の日の散歩の後はタオルドライだけではなく、ドライヤーを使っていつもよりしっかり乾かしてあげてくださいね。特に足裏は汚れているので、シャワーでよく洗ってあげてから、念入りに乾かしてあげましょう。シャンプーもいつもより、まめにしてあげてください。また、ブラッシングは毎日行うとよいでしょう。
●耳のケア
菌が繁殖しやすい耳はイヤークリーナーや湿らせたコットンで、指の届く範囲で耳の中を軽く拭き取りましょう。約2週間に一度を目安としてください。このとき、強くこすったり、耳の奥まで無理にお掃除しないよう気をつけましょう。初心者の場合は、ペットサロンや動物病院にお願いしたほうがよいかもしれません。
── 気分が滅入ってしまう雨の季節──
大切な愛犬と一緒に気持ちよく過ごせるように、できることからケアしてあげてみてはいかがでしょうか? また飼い主さん自身が元気でいることが愛犬にとっても重要なことですので、自分なりのリラックス方法で気分転換してくださいね!
ブラッシングは犬のリラクゼーションにもなります。