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それもそのはず。この春はすでに夏日を記録する日があり、日差しも強くなっています。まだ夏前だからと油断していると、鼻やひたい、腕など露出しているところが思わぬ日焼けをしていることも!
後で後悔しないように、今のうちに紫外線対策と日焼け後のケア方法を見直しておきましょう。
過ごしやすい気温になってきたので、アウトドアなど屋外でのレジャーに出かける機会が増えてきますね。
そんな時、つい日焼け対策をせずに、無防備な状態のまま屋外で長時間を過ごすと、肌が赤くなってしまうことがあります。この赤くなった肌は、いわば軽度の火傷を負ったのと同じ状態。肌から水分が蒸発しているので、ひどい場合はヒリヒリと痛みを感じるはずです。そうならないためにも、日焼け止めクリーム(以下、日焼け止め)を忘れずに塗っておきましょう。
問題は、その日焼け止めの塗り方です。
塗り方によっては、せっかくの日焼け止めの効果をうまく使えず、「塗っていたのに日に焼けてしまった」などという、何とも残念な結果に。
それはいったいどういうことなのでしょうか。塗り方の注意点をチェックしてみましょう。
■塗布量
使用する日焼け止めにもよりますが、つける範囲に対して塗布量が少ないと、その日焼け止めの正しい効果が得られません。注意書きをよく読んで、適切な量を使うようにしてくださいね。
■塗り方
塗り方にもご注意を。塗っているはずが、まるで日焼け止めを取り去っているような塗り方をしている場合があるからです。片手にとって両手にのばし、つけたい場所にしっかり塗りこむ、というつけ方、実はNGです!
正しいつけ方は……
1. 日焼け止めをつけたいところに適量置く
2 .肌の上を滑らせるように皮膚に膜を張るようなイメージでつける
決してゴシゴシつけないように、やさしく塗ります。肌を日焼け止めの膜で覆ってあげればOKです。
■塗る頻度
出かける前にUV50などの強めの日焼け止めをつけたら、そのあとは放ったまま……なんていう人はいませんか? 日焼け止めの効果はそんなに長くありません。しかも、付け直さないのが、一番ムラ焼けをしてしまうパターンです。
屋外にいると汗や皮脂が出てメイク崩れを起こしますし、腕などはせっかく塗った日焼け止めがとれてしまいますよね。そんなときはあらかじめティッシュなどで汗や皮脂を抑えてから、2〜3時間ごとに、日焼け止めを塗りなおしましょう。
今日はそんなに長い間、外に出ているつもりじゃなかったのに、家に帰って鏡を見たら、ガーン! 赤く日焼けをしてしまった! そんなことってありますよね。
ケアをするのをつい忘れてしまったり、日焼け止めを塗り直せなかったり。「うっかり日焼け」に気付いた時は適切に、そしてすぐにケアをすることが大事です。
1 とにかく冷やす
肌が赤くなっているのは軽い火傷と同じ状態ですから、まずはしっかり冷やしましょう。保冷剤などをタオルに包んで、火照りがなくなるまでじっくり冷やし、肌をクールダウンしてあげます。
2 たっぷり保湿
低刺激タイプの化粧水で、しっかり保湿を行います。パシャパシャと雑につけたり、コットンでパタパタ叩いたりすると、日焼けをした敏感な状態の肌に刺激を与えてしまうことがあります。やさしく、そしてたっぷりの化粧水で保湿をしてください。化粧水を何回かに分けて丁寧につけたら、その上に保湿クリームなどを塗って水分の蒸発を防ぎましょう。
3 内側からも水分補給
肌だけではなく、体の中の水分補給も忘れずに。赤くなるほど日焼けをしている場合は、それだけ日光を浴びているということなので、水分を奪われて体は疲れている状態です。脱水症状になりやすいので気をつけてください。
日焼けをした肌は、その肌を守るために急速にメラニンを生成します。後々、シミにしないためにも、体の内部のケアが大切になってきます。食べ物と睡眠にも気を配りましょう。
■食べ物
ビタミンCは抗酸化作用があり、活性酸素とメラニンの生成を抑えてくれる作用があります。さらにビタミンEは、ビタミンCと合わせて取ることで相乗効果アップ! リコピンも同じく抗酸化作用があるので、積極的にとりたい食材です。
オススメは、最近話題の「チョップドサラダ」! いろいろな野菜が食べられますよ。
・ブロッコリー ⇒ ビタミンCが多い
・アボカド ⇒ ビタミンEが多い
・トマト ⇒ リコピンが多い
このほかにも好きな野菜があれば一緒に入れて細かく刻みます。後は、お好きなドレッシングであえるだけで、抗酸化サラダの出来上がり! たっぷり食べて、体の内側から元気になりましょう。
■睡眠
睡眠不足は、体にも肌にもよくありません。さらに、睡眠不足でターンオーバーが遅くなればシミの原因になってしまうことも。また、日焼けした体はかなり疲労しているので、しっかり休ませてあげましょう。
お肌のゴールデンタイムは夜の10時から夜中の2時といわれています。いつもこの時間に睡眠をとるのは厳しいかもしれませんが、できるだけ睡眠時間を確保し、質のいい睡眠をとることも日焼け後のケアとしては大切なのです。
まもなくゴールデンウイークが始まります。楽しみにしているレジャーの計画の中に、日焼け対策もしっかり入れてくださいね。