厳しい寒さもそろそろ終わりだと思ったら、もう桜の季節の到来です! 今年の桜の開花予想は例年よりも1週間程度早いといわれていますので、ぜひtenki.jpが発信している「桜開花情報」をチェックしてからお出かけくださいね。

2回にわたり、さくらが美しい全国の「道の駅」特集をお送りします。

旬の地場野菜とお土産を買い、郷土料理を堪能したうえ、美しい桜を愛でることができる「道の駅」。この時季ならではの「道の駅」を楽しみましょう!

人々はなぜ、こんなにも桜に惹かれるのでしょう!


道の駅 さくらの郷(福島県二本松市)

「道の駅 さくらの郷」は、二本松ICから車で約30分、国道349号・459号沿いの自然豊かなところに位置しています。近隣には福島県緑の文化財に指定されている「合戦場のしだれ桜」や、国指定天然記念物の「杉沢の大杉」などがあります。歩いても20分程度なのでお花見ウォークとして楽しんではいかがでしょうか。

おすすめは特産のいわしろ牛を使用した特製のハンバーグ、岩代の耕作放棄地で育てた地粉にこだわった手打ちそば&手打ちうどん。土日祝日限定の石窯ピザも好評です。人気のお土産は、地元の豆を使用した素朴な「さくら味噌」や3種類ある「さくらの郷 地ビール」など。東日本大震災による地方の迂回路にもなっているので、復興の一助のためにも訪ねてみてくださいね。

■道の駅 さくらの郷

※詳細は公式HPをご確認ください

近隣にある「合戦場のしだれ桜」。お見事!


道の駅 桜の郷 荘川(岐阜県高山市)【無線LANあり】

東海北陸自動車道荘川ICの出入り口に「道の駅 桜の郷 荘川」があります。

昭和35年の「御母衣(みぼろ)ダム」建設により、水没することになった当時の荘川村。お寺の境内にあった2本の老桜は人々の強い意志により、現在の地に移植され守られてきました。その樹齢500年の「荘川桜」にちなんで「道の駅」の名が付けられたのです。

荘川桜は例年4月下旬から咲き誇り、この時期は屋台なども出て賑やかになります。満開の3日間はライトアップもされるため、幻想的な姿を見る絶好のチャンス! 施設には特産品販売施設「さくら」と温泉施設「桜香の湯」が併設されているので、ドライブの合間に立ち寄って疲れを癒すのもいいですね。

■道の駅 桜の郷 荘川

※詳細は公式HPをご確認ください

この町のシンボル、荘川桜へは車で約15分


道の駅 さくらの里きすき(島根県雲南市)

「道の駅 さくらの里きすき」は松江自動車道・三刀屋木次ICから国道54号を松江方面に向かって約3kmのところに面しています。隣接する「ふるさと尺の内公園」と一体化して、広々とした空間がつくりだされています。この季節の見どころは「斐伊川堤防桜並木」。「日本さくら名所百選」に認定された中国地方随一の桜の名所で、見頃になると800本の桜によるトンネルが約2kmにわたって楽しめます。3月下旬から4月中旬にかけて「きすき桜祭り」が行われ、桜もライトアップされて幻想的なムードに。花火大会やイベントなども行われるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。木次町の桜を使った特産品や、「出雲そば」「さくらめん」「焼きさば寿司」も人気がありますよ。

■道の駅 さくらの里きすき

※詳細は公式HPをご確認ください

「日本さくら名所百選」に認定された斐伊川堤防桜並木


道の駅 加治川(新潟県新発田市)

北陸自動車道新潟西ICから国道7号を村上方面へ車で約55分のところに「道の駅 加治川」があります。

4月下旬ごろから敷地内に植えられた桜が来館者を迎えるように咲き誇ります。ここ新発田市には桜の見どころが多くあります。中でも大峰山一帯に自生しているヤマザクラ(大峰山の橡平桜樹林)は約40数種類もの品種があり、たいへん珍しいため、昭和9年に国の天然記念物に指定されました。その他にも、加治川堤防、新発田城址公園、桜公園など桜の名所が点在しています。見頃は例年4月下旬から5月下旬にかけてなので、お花見ツアーにでかけるのもいいですね。「道の駅」には農畜産物販売所やまざくらやレストラン桜館、しばたブランド館などがあり、地酒など新発田市内の特産品を扱っています。

■道の駅 加治川

※詳細は公式HPをご確認ください

山一面がヤマザクラで薄い桃色になる!

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 さくらが美しい道の駅特集!〈全国編・1|2018〉