関東でも日中の寒暖差が激しく、東北や北陸でも昼間と夜間の気温差が10度以上になる地域もあります。寒暖差によって体の不調を感じる人も多くなるこの時期、服装や体調管理に留意して過ごしたいものです。

さて、明日からいよいよゴールデンウィークですね。ふと視線をあげるとお庭やベランダなどで鯉のぼりを見かけるようになりました。そこで今日は、5月5日の「子どもの日」にちなみ、端午の節句以外で子どもの成長を祝う行事の最新情報をご紹介したいと思います。

5月5日は「子どもの日」。子どもの成長を祝う行事のトレンドをご紹介します


ハーフバースデー

赤ちゃんが生まれてから半年後に行う「ハーフバースデー」は、アメリカやイギリスなど欧米の習慣。

そもそも長期休暇中に誕生日を迎える子が、お友達にお祝いをしてもらえずかわいそうなので、誕生日の6ヶ月前か、6ヶ月後に学校でお祝いしようというものだったそう。それが、日本では生後6ヶ月のお祝いのイベントとして定着しました。

では、「ハーフバースデー」に何をするかといえば、特に決まりはありませんが……

・離乳食ケーキを作る

・ホームパーティーをする

・写真を撮る という方が多いようです。

すっかり定着した感のある「ハーフバースデー」


オムツアート

ハーフバースデーの写真撮影で定番なのが、オムツを使った「オムツアート」、別名「寝相アート」です。

インスタグラムなどでも多くの人が投稿しているのでご存じの方も多いかもしれませんが、「オムツアート」は赤ちゃんのねんね姿とオムツなどの小道具を使ってアートに見立て写真を撮ること。ねんね期しか楽しめないので、お子様の成長記録として、ぜひチャレンジしたいですね。

コンテストや撮影会が行われるほどの人気!


2分の1成人式と立志式

次は、少し成長してからの儀式です。

近年、多くの小学校で行われているのが「2分の1成人式」です。名前の通り、成人の2分の1の年齢である10歳を記念して行われる儀式であり、4学年時に行われます。保護者を招待して「2分の1成人証書」の授与式などを行う学校もあるようです。

1980年代、兵庫県の教諭が高学年への門出として行なったのが始まりと言われています。

現在は減少傾向にあるようですが、中学生になると「立志式」を行う地域もあります。「立志式」は、奈良時代から行われている元服にちなんで数え年の15歳(満14歳の立春の日)を祝う儀式です。

生徒たちによる将来への決意や目標の発表や合唱、保護者からは子どもたちへ手紙を書くことが多いようです。

── そして、これらの子ども成長を祝う儀式は「成人式」で大きな区切りを向かえます。時代や地域によって行われる儀式も変化しますが、子どもたちにとっては大人への自覚が芽生える機会として、また親御さんにとっては我が子の健やかな成長を喜ぶ機会として、受け継いでいきたいものです。

昔は(数えで)15歳になると成人に達したと考えられ、髪型や服装を改めた

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 もうすぐ「子どもの日」。子どもの成長を祝う儀式の最新情報