立春の前日である節分…もう暦の上では冬が今日で終わるのですね。週始めは各地で記録的な暖かさでしたが、まだまだ寒さは続きそう。春はすぐそこと言われてもなかなか実感はできませんが、豆まきをしたり恵方巻を食べたり季節の行事を楽しく過ごせば、福と春を呼び寄せられそうです。今年は豆まきや恵方巻の他にも、もっと楽しんでみませんか?

諸説ありますが、全国各地で節分に食す食材に代表的なものが何種類かあるそうです。節分・2月を楽しむ情報、集めてみました。

紅白でコーテイングされたお豆、春らしいですね


有名フレンチ店で開催される節分の宴を参考に

日本人の口に合う、あっさりとした「創作フレンチ」の有名シェフ・熊谷喜八さん。彼のレストランKIHACHIで本日「大人の節分ディナー」が開催されるそうです。節分7種の食材で作られるコース料理は、意外なアレンジばかりでメニューを見るだけで楽しい想像が膨らみます。KIHACHIで使われる節分にまつわる食材は、そば粉・鯨・蒟蒻・鰯・けんちん・恵方巻・豆、の7種。やはり一番気になるのは贅沢に牛フィレ肉を海苔に見立て(!)フォワグラを巻いた恵方巻です。ちょっと贅沢過ぎて、そのままは真似できませんが、薄切り肉で好きな野菜で巻いて味付けして焼いた「肉巻き」ならどこのご家庭でも人気メニューでは?我が家でもよく作ります。節分ディナーにはカットせずKIHACHIディナーのようにお皿にドーンと恵方巻風に盛り付けるのも良いですね。蒟蒻・鰯はスーパーなどで購入できる身近な食材なので気軽にいつものメニューを取り入れられますね。又、このディナーでは、ゴージャスな恵方巻にかぶりつかないかわりに、日本酒を恵方(北北西)を向いてグイッと飲む「恵方呑み」をするそう。これも簡単に真似できそうです。「豆」は黒豆・カカオ豆・コーヒー豆で。この3種の豆を使ったデザートが供されるそう、ユニークですね。有名レストランのメニューを参考にちょっとしたアレンジを加えれば、家庭でも節分ディナーで福を呼びこめそうです。


節分ディナーの後は、春の花を見にお出かけ

寒くても、暦の上では春が来ている…確実に感じられるのが、花で生命の新しい息吹きを見ることではないでしょうか。2月にシーズンを迎える花は可憐な梅や桃が代表的ですが、温かみのある黄色が印象的な菜の花もこれからが見頃。絨毯のように咲き誇る菜の花畑は本当に美しい春の景色です。菜の花と言えば暖かい気候の房総半島が有名ですね。青い海と黄色い菜の花を同時に楽しめる房総半島は早春のお出かけにぴったり、ぜひ足を運んでみたいものです。

<房総・菜の花人気スポット>

⚫︎マザー牧場

牧場ならではの雄大な斜面に咲く菜の花は圧巻です。他にも今の時期、水仙やロウバイも楽しめるそう。その他のアミューズメントも盛りだくさん。お子様連れの方には嬉しいスポットですね。

⚫︎小湊鉄道沿線

10年ほど前から沿線地域住民の方々などが菜の花の種まきをしているそう。車両と菜の花が絵になるスポットを選んで種まきしているので鉄道ファンの方々にも抜群の人気を誇っています。始発の五井駅から終点の上総中野駅まで約1時間、ローカル線の雰囲気を楽しみながら菜の花を観賞できます。可愛らしいトロッコ列車も人気ですが、残念ながら2月中は運行はしてません。次回運行予定は3月中旬(予約制)を予定しているそうです。(2/2現在の情報です)

⚫︎菜な畑ロード

JR安房鴨川駅から徒歩圏内の広大な土地に植えられた菜の花畑を、歩いて散策できるコース。鴨川市主催のイベントです。花摘みができたり、ミニSLが運行されたり…参加型のお花見ができるそうです。(花摘み・ミニSL、共に有料)

※いずれもホームページなどで開花状況、イベント予約などをチェックしてからお出かけするのが安心ですね。

今日は節分、明日は立春、春は本当にもうすぐそこですね!

見てるだけでポカポカ気分になれる房総の春景色です

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 節分にまつわる食材をアレンジして、おうちディナーを楽しみましょう