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まず、眉の手入れにとりかかる前に大事なのは、何もしていない状態で眉の左右をしっかり見ることになります。
さらにその状態で、眉を上下に動かしてみて、目の上の筋肉部分に眉がかかっているかを確認します。
よくあるケースが、手入れをしすぎるあまり、迷走気味ともいえる眉の人。
細すぎる、左右バラバラ、毛が短くてツンツンしている人、濃く描き過ぎでクレヨン調の人……など、本来必要なところの眉毛を剃ってしまっている、あるいは、抜いてしまったりしている人、描き過ぎの人は周囲にいませんか。
そうした人は表情と眉の形が連動せず、見た目に違和感を感じてしまいますよね。
違和感がある眉の場合は、いったん「剃る」「抜く」をやめて、伸ばしてから眉の形を整えるようにしましょう。
つまり眉の形を自然に整えるためには、自分の眉の形を理解したうえで、余分な部分を落とすことからスタートすると自然な形になります。
そして、その段階でも最初から無理に形を作ろうとせず、理想の眉の形と自分の眉の形を比べることが大切。
鏡にうつった自分と相談しながら、「いるところ」「いらないところ」を判断して、次の動作である「剃る」「抜く」にとりかかりましょう。
眉の手入れの仕方【準備するもの】
●眉用コーム ●眉用ハサミ
眉の手入れの仕方【手順】
●左右の眉の形を見て、基準にするほうの眉の形を先に決めます。
●眉上と眉間の不要な産毛を剃り、眉からはみ出す長い毛も眉ハサミで適度にカットします。
●眉毛の毛量が多い場合は、量も整えましょう。毛流れに合わせてコームを当て、コームからはみ出した毛をコームに対して縦にハサミを入れてカットしますが、この時に一気に切ろうとせず、一回一回コームを外して全体を確認して、必要であれば同じことを繰り返していくと◎。
●最後に、眉のラインから外れた産毛などは剃って全体を整えましょう。
眉の形は時代とともにかなり変化していますが、いつの世も次の3つに分けられるようです。
●基本的にその人にあった形で描く場合
●ファッション的に流行している眉の形で描く場合
●人から見られたいイメージで描く場合
【基本形の眉】
眉の形の基本形は黄金バランス ➡ 人それぞれ目の位置、鼻の位置が違うので、顔立ちにそった黄金バランスの眉が基本形となります。
【人気の平行眉(太眉)】
平行眉の描き方 ➡ 眉頭の上の部分を少し足し、眉尻の下の部分を足すことで平行に近くなります。この時に注意したいのが、眉の上側を剃りすぎないようにすることです。
【なりたいイメージの困った顔の眉】
人気の高いなりたいイメージ眉は「困った顔」の時の眉 ➡ 女性らしくて可愛い&はかなげなイメージの眉に、最近は人気があります。
この3つを比較すると、眉だけでだいぶ顔のイメージが違ってくることがわかりますね。
── いつもと同じメイクをしていても、眉ひとつで顔の印象は大きく変わるもの。
眉の手入れの方法、眉の描き方を知って、新年にむかって新たな自分の魅力を引き出してみてはいかがでしょうか。