関西 16日朝まで北部を中心に雪 その後も気温の変化が激しい
きょう15日の朝にかけて関西地方の北部を中心に広く雪が降り、大阪市内や神戸市内の都心部でも雪がちらついて、京都市の市街地も白く雪化粧しました。きょう15日の夜にかけても、関西の北部は引き続き雪が降り、中部や南部でも雪の降る所があるでしょう。昼間も厳しい寒さが続く見込みです。
●関西 北部はあす16日(木)の朝にかけて雪 積雪や路面の凍結に注意
きょう15日(水)の午後も関西北部は引き続き雪が降るでしょう。先月の寒波の時のように大雪になることはありませんが、季節風が強く吹くため、雪で見通しの悪くなる恐れがあります。また、今夜にかけて厳しい冷え込みになるため、昼間いったん雪が解けた所も、新たに雪が積もる可能性があります。北部ではあす16日(木)の朝にかけて雪が降りやすいため、あすの朝にかけても路面の積雪や凍結に注意が必要です。なお、中部や南部もきょう15日(水)いっぱいは、あちらこちらで雪が降るでしょう。
●関西 週末にかけて気温上昇 週明けはまた気温急降下
あす16日(木)の日中は寒気の流れ込みが次第におさまり、関西北部の雪はやんでくる見込みです。その後、週末にかけては再び気温が上昇し、3月下旬から4月上旬並みの気温になるでしょう。中部や南部ではスギ花粉が本格的に飛び始める所もありますので、花粉症の方は万全な対策をなさってください。ただ、週明けは再び寒気が流れ込むため、気温が急降下します。20日(月)から21日(火)にかけては北部は雪や雨が降り、中部や南部でも真冬の寒さになるでしょう。この先も気温の変動がかなり激しくなりますので、体調管理にお気をつけください。
●路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。