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●雪も風も強い 交通機関の乱れに注意
今夜から明日にかけ、大雪の目安となる強い寒気が流れ込みます。さらに、低気圧が東北付近を通過します。
北海道から東北の日本海側は広く雪で、太平洋側にも雪雲がかかるでしょう。北陸の平地も雨から雪に変わってきます。また、北陸に近い、関東甲信の山沿いも雪の量が多くなりそうです。近畿の日本海側や山陰もあちらこちらで雪が降るでしょう。
中でも、雪と風が同時に強まるのは「東北の日本海側から北陸」です。平地でも積雪が急に増える所がありそうです。風も強く、沿岸部では歩くのも大変なくらいになるでしょう。
現時点(2日午後3時現在)では、電車など交通機関への影響は少ないですが、今後、増えてくる恐れがあります。気象情報や、交通情報を十分に確認し、少し時間に余裕を持ったほうが良さそうです。車で移動する方、雪で路面状況が悪い上に、ふぶいて見通しが悪くなるおそれがありますので、車間距離をしっかりとるなど、くれぐれも慎重な運転を心掛けてください。
●日本海側の雪 4日以降は弱まる 一方で関東など太平洋側で雪か
4日には強い寒気が離れます。その先もしばらく、日本海側ではときおり雪が降るものの、降り方は弱まる見込みです。風も、それほど強く吹かないでしょう。
太平洋側は晴れる日が多いですが、「5日と8日」は広い範囲で天気が崩れそうです。本州の南岸を低気圧が通過することが予想されています。雪に慣れていない「関東の平地」で雪になる可能性があります。雪の範囲や、降るタイミング、降り方など、今後、この「日直予報士」で、情報を更新していきます。