【巨人】松井監督「気が抜けていると思ったらやじってください」トークショーでファンに要望
チームのためなら、やじも歓迎する。巨人松井秀喜監督(52)が7日、就任後初めてファンの前であいさつに立った。Gタウンで行われた秋季練習の合間に開催されたトークショーに参加。スタンドに手を振り登場すると、満員のファンから大きな拍手で迎えられた。「厳しさ、温かさ、そういう声援があってこそ、選手はより成長できる」と力添えを呼びかけた。報道陣を通じ、改めて「気が抜けていると思ったらやじってください」と、厳しい声を求めた。
期待を背負う重みは、身をもって知っている。巨人の4番を務めていた現役時代。試合終盤、打てば勝てる好機で三振すると、スタンドからため息が漏れた。「4万人のため息を聞くのが1番きついですよ」。東京ドームでは、歓声ばかりを浴びてきたわけではない。それでも「期待されないとさみしいじゃないですか」と、G党と正面から向き合う姿勢は監督になっても変わらない。
トークショーの終盤には、背番号「90」のユニホームのお披露目時期を問われた。「しょうがないですねえ」と着ていたパーカーに手をかける。待ち望む視線を引きつけたが、ちらりと見せたのは白のユニホームではなく黒のTシャツだった。「ごめんなさい。考えておきます」と、笑って会場を沸かせた。サービス精神もゴジラの持ち味。「来てよかったなと思って帰ってほしいですから」。声援もやじも力に変えていく。【北村健龍】