【高校サッカー】東海大静岡翔洋6年ぶり決勝進出 V弾FW西尾周賢「どこが相手でも、やるだけ」
<全国高校サッカー静岡県大会:東海大静岡翔洋1-0藤枝東>◇7日◇準決勝◇エコパスタジアム
東海大静岡翔洋は1-0で藤枝東を下し、6年ぶりの決勝進出を決めた。FW西尾周賢(しゅうけん、3年)が3戦連発の今大会5点目を記録し、チームを勝利に導いた。静岡学園は1-1からのPK戦の末、3-1で浜松開誠館に辛勝。MF松永悠輝(3年)が、終了間際の同点弾で2年ぶりの準決勝突破に貢献した。全国切符を懸けた決勝は、14日にエコパスタジアムで行われる。
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東海大静岡翔洋FW西尾が三度、役割を果たした。0-0で迎えた後半23分。CKの流れで獲得したPKのキッカーを務めると、ゴール右隅に決めた。貴重な先制点に「素直にうれしかった」と、豪快なバック転で喜びを表現した点取り屋。1回戦・科学技術戦のハットトリック、準々決勝・常葉大橘戦での先制点に続いて、準決勝でも見せ場で結果を残した。
苦い経験を生かした。今年5月の県総体準々決勝・磐田東戦。0-0で突入したPK戦で1人目のキッカーを任されたが失敗し、チームも敗れた。「ずっと左を狙っていて、予測されていると思った。そこから右も、ちゃんと練習してきたので」とにやり。この日は“お決まりのコース”とは逆に、きっちり沈めた。
この1点をJ2磐田入団内定のDF岩下雄飛主将(3年)を中心に守り切り、6年ぶりとなるファイナル進出を決めた。西尾自身も、3試合連続の5得点で得点ランキング単独首位に立つなど勢いが止まらない。「どこが相手でも、やるだけ。次も自分がゴールを決めて、チームを全国に導ければいいと思う」。絶好調のストライカーは次なるターゲット、全国総体王者・静岡学園を仕留める一撃に照準を合わせた。【前田和哉】