【写真】阪神残留を決め、笑顔で会見する伏見寅威(撮影・和賀正仁)

阪神伏見寅威捕手(36)が6日、海外FA権を行使せず残留することを発表した。2年契約で推定年俸は1億円。阪神捕手が37歳シーズンで新たに複数年契約を結び直した例はなく、期待の大きさがうかがえる。

兵庫・西宮市の球団施設で会見した伏見は「一番(評価されたの)は守備の部分」と胸を張った。中でも「高橋遥人と多く組んで勝ってくれた(と言ってもらった)ことは、一番印象に残った評価です」と笑顔を見せた。最多勝の高橋遥人投手(31)が挙げた16勝中、13勝が伏見のマスク。“ハルトラコンビ”で今季の最優秀バッテリー賞も受賞した。「すごい球を投げるので、僕がやることはほとんどなかった。とにかく遥人が持っているものをすべて出し切る。同じチームと何度も対戦する時はいろんな引き出しを開ける。それを意識していました」と“遥人の取説”を明かした。

左腕とはこの日、自主トレを行う甲子園で対面。「『来年もよろしくお願いします!』みたいな感じで握手しました」。ハルトラ健在でリーグ3連覇へ。高橋も最強の女房役の残留決断に一安心したことだろう。

ブレーク請負人の本領を発揮した1年だった。高橋は度重なる故障や手術に見舞われ、9年目の今季成績がキャリアハイ。伏見のインサイドワークが一助になったことは間違いない。オリックス時代は宮城の女房役として新人王に導き、日本ハムでは昨年、達の8勝中7勝をマスクをかぶってアシスト。では来シーズンは? 「(高橋とは)積極的に組んでいきたいし、今年の成績を超えてほしい。でも他の組んでいない投手もたくさんいるので、そういう人と組むことがあればいい成績を残したい」。遥人の無双継続プラス、「ネクスト遥人」のブレークもお任せあれだ。【松井清員】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】FA権行使せず残留の伏見寅威 高橋遥人とがっちり握手「来年もよろしくお願いします」 」