【巨人】14歳・関蓮太郎が午後6時に「おはようございます」で会見和ませる「お手柔らかに」
中学生らしい初々しさが漂った。巨人育成ドラフト5位のスーパー中学生・関蓮太郎捕手(14)が4日、川崎市内のホテルで指名あいさつを受けた。所属していたジャイアンツU15ジュニアユース代表の大森剛氏(59)と同席した会見に学ラン姿で登場。午後6時開始にもかかわらず「皆さんどうもおはようございます」と切り出した。焦った表情で報道陣を和ませ「まだ中学生なので、質疑応答はお手柔らかによろしくお願いします」と大物感たっぷりに締めた。
異例すぎる進路でドラフトの話題をさらった。高校野球から仲間たちと甲子園を目指す、という一般的なルートではない革新的な道筋。大森代表と進路についての面談を重ね「高校野球をやって甲子園にいく選択肢もあったんですが、このような話をもらってから、目標であるプロ野球選手と考えた時に、ジャイアンツに入るという選択が一番大きかった」とプロと同じ指導者、環境に魅了された。
U15日本代表でも4番捕手キャプテンと絶対的主軸で優秀選手賞も受賞した逸材候補。元ヤクルトのバレンティン、捕手としては阿部慎之助前監督に憧れる14歳は「中学生なのでまだ難しいですが、4、5年後の支配下登録目指して、1歩1歩3軍の練習や試合に携わっていけたら」と未来を思い描いた。初々しい14歳の挑戦は、後に語り継がれる伝説の始まりとなるかもしれない。【小早川宗一郎】
▽松井監督 数年後に振り返って良かったなという形になるといいし、我々が責任もってそうなるようにしたい。もちろん甲子園は素晴らしい場所だと思いますけど、高校進学したからといって、甲子園に出られる保証もないですし。この選択が素晴らしいものだったと思えるようにしたい。
◆中学生のドラフト指名 巨人が育成5位で中学生の関を指名。ドラフト(育成含む)の中学生指名は史上初めて。NPBの野球協約では中学卒業見込みの選手でも選択可能としている。関は11年12月26日生まれの14歳9カ月。過去には辻本賢人投手(89年1月6日生まれ)が米国のマタデーハイスクール休学中の04年、15歳10カ月で阪神8巡目に指名されたのが最年少だった。
◆関蓮太郎(せき・れんたろう)2011年(平23)12月26日生まれ。兄の影響で5歳ごろに野球を始め、宮崎台バーズでプレー。小6でジャイアンツジュニアに選出された。川崎市立向丘中では多摩川ボーイズに所属。今年のU15W杯では日本代表の主将、4番捕手として銅メダル獲得に貢献した。179センチ、82キロ。右投げ右打ち。