【阪神】佐藤輝明「正力松太郎賞」受賞ならず…選考委員が明かした理由「これまでの三冠王も…」
プロ野球の発展に寄与した野球人を表彰する第50回「正力松太郎賞」の選考委員会が4日、都内で開かれ、ソフトバンク小久保裕紀監督(55)が2年連続2度目の受賞を果たした。3年連続でパ・リーグを制し、2年連続で日本一に導いた手腕が評価された。昨年、座長を務めた王貞治氏(85)は体調不良により欠席。代わって山本浩二氏(80)が座長を務めた。
選考委員でジャーナリストの門田隆将氏(68)は三冠王に輝いた阪神佐藤輝明内野手(27)も候補に挙がっていたことを明かした。「チームリーダーの役割を果たしただけじゃなく、異常な熱気の甲子園で期待に応え続けた選手」と佐藤輝を評価。その上で「これまでの三冠王の選手も受賞していないということで、小久保監督が圧倒的だった。小久保監督が正力賞にふさわしいのではないかということで全会一致になった」と選考の経緯を説明した。
また、特別賞についても言及した。昨年はワールドシリーズで3勝を挙げ、MVPを獲得したドジャース山本由伸投手(28)が受賞。23年、24年にはドジャース大谷翔平投手(32)が2年連続で受賞していた。
佐藤輝の特別賞受賞について、山本浩二氏は「議論はありました。しかし、ここ数年、特別賞が多いんですよね。なぜ多いかと言いますと、メジャーに行っている選手が多い。メジャー関係の選手を特別賞にしている」と説明。さらに「三冠王を取った人で村上が特別賞を受賞しましたけど、村上の場合はホームランの新記録が入っていたので、(佐藤輝は)特別賞には値しないんじゃないかということで決めました」と選考の考えを明かした。