横綱大の里「油断禁物」大関琴桜に稽古で14勝も慢心なし 昨年けがの九州場所「いやな残像が…」
大相撲九州場所(11月8日、福岡国際センター)に向けて、横綱大の里(26=二所ノ関)が2日、福岡市の佐渡ケ嶽部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加した。三番稽古で、大関琴桜(28=佐渡ケ嶽)に14勝6敗と勝ち越して、順調な仕上がりを披露した。
持ち味の馬力を生かした相撲を見せ、土俵際に追い込まれながらも耐えて勝つなど好調な様子をうかがわせた。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「お互い出来はかなり良い。琴桜も圧力があった。お互い良い稽古になったと思う」とたたえた。
大の里は稽古後に、師匠と話し込む姿もあった。「どこがダメだったか親方に聞いたりして、やっていきたい」と向上を誓い「油断は禁物。そういう時に限って痛い目を見ていることが多い」と気を引き締めた。
秋場所は1年ぶりの優勝を果たし「勝つ感覚が久々に戻った」と明かす。ただ、九州ではまだ優勝がなく、昨年左肩を痛めた場所でもある。「地方場所はあまりよくない成績が続いている。去年けがした場所で、いやな残像が多分残っていると思うので、払拭(ふっしょく)したい」と意気込んだ。【飯岡大暉】