【写真】沢村栄治、生家の近くにある明倫商店街(2019年撮影)

伊勢神宮の外宮に近い三重県伊勢市の明倫商店街で8月31日に起きた火災で、同地にあった元巨人軍投手の沢村栄治さんの写真パネルなどが焼失した可能性のあることが2日、関係者への取材でわかった。

同商店街のすぐ近くに沢村さんの生家跡があり、商店街では写真パネルのほか、沢村さんの言葉が刻まれた石碑「全力石」が設置されるなどしていた。

火災は8月31日午後3時15分ごろ、「火の手が上がっている」と目撃者から110番があった。県警伊勢署によると、複数の建物に延焼し約4時間半後に鎮圧した。原因は調査中で、人的被害の情報は入っていないという。

伊勢市によると、まだ現地確認などがとれていないため「全容はわからない」としつつ「ほぼ全域が焼失で、被害が広範囲にわたっているので、沢村さんのパネルなどにも火が回った可能性は高い」とした。

石碑などは消失はしていないものの「倒れたりしている可能性はある」といい「まだ燃えかすなどもあり、現場には入れていない。今後どうしていくかは未定です」と話した。近くの生家跡にある別の石碑は距離が離れているため「大丈夫だろう」といい、商店街の最寄りにある近鉄宇治山田駅前の沢村さんの銅像は無事とした。

三重県と伊勢市は災害対策本部を設置。周辺世帯には避難指示も出た。現場では商店街一帯から煙が立ち上り、多くの消防車が駆けつけた。同市によると、商店街は30店舗近くが営業していたが空き店舗も多かったという。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 沢村栄治さん写真パネルなど伊勢・明倫商店街火災で焼失か「火が回った可能性高い」近くに生家跡も