ウェード・マイリー(2023年4月撮影)

2019年に遠征先のホテルで、27歳で急死したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手に薬物を渡していたと報じられた、レッズのウェード・マイリー投手(38)が、潔白を主張したと、ESPN電子版が14日(日本時間15日)までに伝えた。

スカッグスは19年7月に遠征中のテキサス州のホテルで死亡していたことが発見され、鎮痛効果のあるオピオイド系薬物「フェンタニル」の過剰摂取が関係していたと後に判明。薬物を渡した当時の球団広報担当エリク・ケイが22年の拘禁刑を受けた。米メディア「ジ・アスレチック」は12日付の記事で、13年にダイヤモンドバックスでスカッグスと同僚だったマイリーも薬物を渡していた1人だったと裁判の記録に記されていると伝えていた。

だがマイリーは13日の試合前にメディアの取材に応じ「タイラーに起こったことは、本当に残念。だが僕は伝えられていることに関して何一つ目撃したことはないし、何かの罪に問われたこともない」と報道を否定した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 死亡したエンゼルス投手への薬物提供報道のレッズ・マイリーが否定「何一つ目撃したこともない」