ソフトバンク対DeNA 4回裏ソフトバンク2死二、三塁、秋広は左前に先制適時打を放つ(撮影・梅根麻紀)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-1DeNA>◇13日◇みずほペイペイドーム

巨人からトレードでソフトバンクに移籍した秋広が、新天地初打点をたたき出す先制打を放った。

0-0で迎えた4回2死二、三塁で、DeNAケイのツーシームを左前に運ぶ2点適時打。「チャンスだったし、前の打席ではやられていたので何とか(走者を)かえそうと思った。当たりはあまりよくなかったので、何とか抜けてくれと思った」。ホークス入りして37打席目。移籍前を含めて今季初打点は決勝打になった。

新天地で約1カ月。身長2メートルの大男は、体だけでなく技術でも存在感を示した。第1打席では空振り三振に倒れたが、6回の第3打席も左前に快打を飛ばして今季初のマルチ安打。「(移籍して)最初からチャンスをもらっているし、これからもまだまだ頑張りたい」と気を引き締めた。

試合を見守った王会長も目を細めた。「秋広がね。よかったね」と称賛。逆方向に2安打した打撃にも「今の野球というのは変化球が多い。センター返しということを考えれば、(打球は)左方向にも右方向にも行くからね」と何度もうなずいた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】秋広優人が移籍後初打点「これからもまだまだ頑張りたい」王会長も目を細める