【展望】故津田恒実氏の母校、南陽工が大会連覇を目指す 対抗馬は22年夏準Vの下関国際か/山口
日刊スポーツ 2025年06月13日 16:28:34
<高校野球山口大会:組み合わせ抽選会>◇13日
第107回全国高校野球選手権山口大会(7月12日開幕)の組み合わせ抽選会が山口県内で行われ、出場52チームの対戦カードが決まった。
本命は春の県大会を制し、大会連覇を目指す南陽工だ。春のレギュラー9人中7人が昨夏甲子園でベンチ入りと経験は豊富だという。エース阿部和希投手(3年)が投打の軸だ。さらに同校は広島で活躍し「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実氏の母校。ナインは同氏の座右の銘「弱気は最大の敵」を胸に刻む。
22年夏の甲子園で準優勝した下関国際は3年ぶりの頂点を狙う。23年夏は準々決勝で南陽工に0-1と惜敗し、昨夏は決勝で南陽工に3-4で逆転負け。直近2大会は同じチームに1点差で競り負け、今大会では機動力を武器にリベンジVを飾ってみせる。
昨秋王者の高川学園、春4強入りした宇部鴻城なども侮れない存在だ。
情報提供元: 日刊スポーツ