ドジャース14日から激戦の同地区ライバル7連戦 大谷翔平10戦ぶり1発へ、休養日で英気養う
ドジャース大谷翔平投手(30)は12日(日本時間13日)は試合がなく、13日(同14日)から本拠地ドジャースタジアムでジャイアンツと3連戦を行う。
同じナ・リーグ西地区のライバルで、11日(同12日)終了時点で0・5ゲーム差の2位につける強豪との3連戦。さらに16日(17日)からは同地区3位のパドレスとの4連戦(ドジャースタジアム)が行われる。
現在同地区1位のドジャースにとっては、勝負の7連戦。ナ・リーグ1位23本塁打の大谷は、自己最多タイの月間15本塁打を放った5月の量産態勢から一転し、9戦連続のノーアーチが続く。
11日(同12日)の敵地パドレス戦には「1番DH」で出場し、最終打席で右中間を破る三塁打を放ち、8試合連続安打とした。快足を飛ばして三塁へ到達したが、三塁送球が左足に直撃。大谷は痛がるそぶりを見せながらもプレーを続行し、2死一、三塁からスミスの右前適時打で生還。貴重な追加点につなげた。
試合後、デーブ・ロバーツ監督(53)は、大谷について「彼は大丈夫だ」と説明。チームは11失点で大敗した翌日に救援陣を惜しみなく起用し、8人の継投で粘り勝ち。2勝1敗で勝ち越し、同監督は「完敗した前夜から切り替えて、リリーフ陣もしっかり準備してくれた。シリーズで勝ち越すことを目指し、それができた」と言った。
山本由伸投手(26)は、13日午後7時10分(同14日午前11時10分)開始のジャイアンツ戦の初戦に先発。パドレス戦後はナショナルズ3連戦が予定され、本拠地10連戦に臨む。