黒田剛監督=25年5月

<天皇杯:町田2-1京産大>◇11日◇2回戦◇Gスタ

FC町田ゼルビアが昨年と同じ失敗は繰り返さなかった。京産大に後半41分にFW藤尾翔太が同点とし、同47分にFW相馬勇紀がPKから逆転ゴールを決めた。薄氷を踏む勝利となった。

昨年はリーグ戦で首位に立ちながら、筑波大にPK戦の末に敗れた。今回も同じ2回戦で大学生が相手。黒田剛監督は「予想通り、大学生の勢い、パワー、その中にクオリティーのある選手もいる。先制されて難しい試合になった。ヒヤッとしたけど勝てて良かった」と振り返った。

途中出場したFW相馬らがチームに勢いをもたらし、最後は地力を発揮して押し切った印象だ。

黒田監督は「大学生は情報があまりなく、カテゴリーも違う中で、世間からは勝って当たり前とみられる試合。負ければジャイアントキリングだと言われるし、やりにくいゲームだった。昨年の教訓から、なめると痛い目に遭う。その通り、京産大は関西の名門というすばらしいチームだった」と相手を称えた。

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情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【天皇杯】町田黒田監督、昨年の筑波大に敗戦の教訓語る「やりにくかった、なめると痛い目に」